- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331056127
感想・レビュー・書評
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初期のころの14の作品とのこと。
10代の頃、毎週土曜日に聴いていたラジオのあの夢のコーナーのような小さなお話と詩と。
浩子さんの歌の世界だなあ。
ピッタリくるような言葉が見つからず、「冷たい水の中を君と歩いていく」ような?
まとわりつく空気、ただよう気持ちとか。
浩子さんの歌にどっぷり浸かりたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古い読書記録より。
「魚の骨は、ナイフにはならないのよ」
ちょっとシュールなショートラブストーリー。 -
1979年に刊行された「谷山浩子童話館」に4編を加えた、掌編小説集。幻想的な雰囲気は変わらずあるものの、作家としての未熟さを感じる。あとがきで、踏み切りの信号機に自分の半身を見出していたと語っていたことが印象に残った。
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ファンタジーとか
SFとか
簡単にくくれない。
もっとほしくなる。
珍味? -
谷山浩子さんの「小説」ということで、興味だけで買ってみた作品。
短編童話集、という感じでしょうか。
ただ、谷山浩子さんの詞(歌詞含む)は、とても奥深く意味深なので、本書の内容も1回読む限りではイマイチ掴めない所もありましたが、何度も繰り返しよめる、読みやすい「童話」なので、そのうちに内容が理解できます。
非情、無情…。
このような作品が多めです。 -
楽しい悪夢といった感じ。