夢魔の旅人

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著者 : 篠田真由美
  • 廣済堂出版 (2000年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331058503

夢魔の旅人の感想・レビュー・書評

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  • 「大いなる作業」
    「還ってくる」
    「薔薇よりも赤く」
    「黄昏の歩廊にて」
    「月盈ちる夜を」
    「壁の中には」
    「螺旋階段」
    「Flora」
    「奇蹟」
    「君知るや南の国」
    「夢魔の旅人」

    異形コレクションの収録作+書き下ろし二篇。
    読んでいる作品がちらほら。
    未読だったけど、良いと思ったのが「奇蹟」。
    「俺」という人間が誰かに語っているという形式の物語。蘇りという奇蹟を起こすために殺してくれるよう親友から「俺」は頼まれる。しかし親友は死に、神を探し求める「俺」は行動を起こす。
    作者には、この結末の場面が最初にあったのではないか?
    印象的で気に入った。

  • ヨーロッパを舞台にした物語で美術品や建築物が出てくる短篇集だが,怖い話やファンタジーのようなものもあり,よく分からなかった.

  • 高校生のときに買って、何回も読み返している一冊。
    カテゴリで幻想小説としていますが、帯には『イタリアン・ホラー』と書いてあります。

    11篇からなる短編集で、イタリアが舞台であったりイタリアに纏わるお話が収録されています。
    ダヴィンチや、ゲーテなど歴史上の偉人を扱った話や、著者の篠田さんが昔泊まったホテルをモチーフにした話、イタリアの遺跡群(かな?)に夜毎浮かぶ月に狂わされた人の話など。
    基本的に、なにかしら人外のものが登場します。
    かといって、それが悪魔だとか幽霊だとかというわけではないのですが、あえて言うなら人外の、不思議なもの、でしょうか。
    各話のテーマのヒントが描かれているような、高屋未央さんのイラストも素晴らしいです!秀逸です。

    読んでいると情景が浮かんでくるお話なんて、そうそうないと思います。
    でも、この本に収められているお話は、読んでいると情景が浮かんでくるお話ばかり。
    深夜、一人でじっくり一字一字自分に読み聞かせるようにして読むのがオススメです。

    ちなみに、私が持っているのは廣済堂版ではなく、白泉社版で、広済堂出版2000年刊の再刊です。
    白泉社版は表紙イラストが違います。

    ★収録タイトル★
    大いなる作業
    還ってくる
    薔薇よりも赤く
    黄昏の歩廊にて
    月盈ちる夜を
    壁の中には
    螺旋階段
    Flora
    奇蹟
    君知るや南の国
    夢魔の旅人

  • 2004年8月15日読了。

  • 短編集。ぬめっとした異形の世界。結構好きです。(2002.9.10)

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