沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち

著者 :
  • 廣済堂出版
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本棚登録 : 222
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331059579

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物がかなりキワモノだけど、内容としてはしっかりミステリー仕立てで、しっかりしてます。ただ、ちょっとグロい。いろんな作家さんが混じってる感じですかね。
    表紙のイラストのゴルゴさんが笑えました(笑)

  • なかなかテンポの良い作品で楽しめました。オーソドックスな手法なミステリーですね。
    犯人、意外となかなかわからなかったです。最後、犯人わかったあたりから一気読みでした。ラスト「きっと金太郎があなたをここへ呼んだのね。私を正しい道へ導くために」と「一橋さんに彼女ができないのも分かる気がするわ」この二つのせりふがこの物語を締めくくっていますね。オーソドックスで何か懐かしさを感じるミステリーでした。読んだ後さわやかな感じがしました。

  • 仲間の中に犯人がいる形だから、主人公に入り込み易かった。真犯人が別にいる、となったシーンはゾワッとして良かった。でも最終的な犯人は、はじめにこの人だったら意外となるのかなと何となく怪しんだ人物で、ちょっと残念だった。

  • タイトルだけで選んでしまいました。ミステリーです~。
    ガンガン死んでいく仲間たち、不審な死に方、ゴルゴさん…。
    ミステリーものながら、けっこう読みやすい分類でした。

  • ポップなタイトル、馬鹿げた登場人物たち、可愛いイラスト。七尾与史は第二の東川篤也を狙った路線なのかしら。キャラ立ち作品、意外と謎解きは本格派でしっかりといったような。気軽に読めるけれど、ミステリーとしてもしっかりした構成。2013/394

  • あんまりだった「疾走トロピカル」の反省か、
    とっても明るいバンコクの貧民窟の日本人たちの連続殺人ミステリー。これなら読めるよ。軽くて読みやすい、B級ミステリーはこうでなくっちゃ。

  • 面白い

  • そんなに長くない中編なのだが、バンコク市内に死体がゴロゴロ。作者の二作目を彷彿させる連続殺人だった。ただ猟奇的な描写を減らし、キャラクターを書き込んだことで敷居は大分下がった感じがする。それにしてもバンコクのバックパッカーの生態についてかなり詳しい解説が多い。作者も経験者なのだろうか。

  • 半分くらいで、犯人が分かってしまった…
    最後に驚き?の真実があるも、それも結構ありきたり。
    つまらなかった。

  • バンコクで起きる連続殺人事件。安ホテルに住むカオスな日本人が次々と殺されてしまう。途中で犯人が解ってしまい、残念だった。予想通りの結果に終わったが、小説ならではのハッピーエンド?だと思う٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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