コントロールする力 心と技の精度アップバイブル (Professional Bible(プロフェッショナルバイブル))
- 廣済堂出版 (2013年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331517352
作品紹介・あらすじ
超一流の神髄-。栄光の背番号18を背負う生き方。自分を制し、心と技術の精度を極める方法とは?プロフェッショナルだけが知る神髄を初公開!究極の投球論も満載!!精神力とスキルを高める新思考法!
感想・レビュー・書評
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プロ野球選手、杉内俊哉のこれまでの生き方・考え方が書かれた一冊。
杉内と言えば、マウンドでは寡黙で、淡々としていながらも三振の山をきずいていくその投球スタイルがとても印象的である。だが、若い時分には自分の投球内容のふがいなさに手を叩き付け、骨折という代償とともにそのシーズンを棒に振ってしまうなど、闘志をあらわす負けず嫌いな性格も伺える。その後を振り返って、“自分らしくていい”とまとめるあたりはさすがだなと思いつつ、自分を飾ろうとしないその態度こそ杉内なんだと改めて考えさせられた。
当人も自覚している通り、決してリーダー的なタイプの人間ではないのだが、ひたむきに物事と向き合い、自分の仕事を確実にこなすその職人としての働きぶりは自身もぜひともお手本にしたいところである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
純粋な人なんだなぁというのが読後の感想。そして、年俸5億円というのが一番インパクト有った。
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球界屈指の好投手左腕、杉内俊哉投手の本。そこまで速くない直球とスライダー、チェンジアップのみで相手打者を抑え続ける彼の秘密とは。昔カーブ投げてたような気がしたんだけど、最近投げないなーと思ってたら肩への負担を避けるため投げるのやめちゃったんだね。い屈辱のノックアウトからのベンチパンチ事件についても本人の口から何度も語られるので面白い。あの試合たまたまテレビで見てたから衝撃だったわ。和巳、和田、杉内、ナギの4本柱は本当に魅力的だったなぁ。2013/406
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読売ジャイアンツでエースナンバー18を背負う杉内俊哉投手の著書。
マウンドに立っている時のあの仕草の理由、あの「事件」の話……
「静かにされど熱く 胸に秘めた思いよ」の応援歌の歌詞通りの野球に対する姿勢が垣間見られた。