歯は磨かないでください 歯周病を治すと、全身が健康になる (廣済堂健康人新書)
- 廣済堂出版 (2015年3月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331519257
作品紹介・あらすじ
ほとんどの人は間違った歯の手入れをしている。歯は磨いてはならない。歯は磨くのではなく、歯垢や歯石の原因となるバイキンを取り除かなければいけない。本書で伝える正しい口内ケアによって、虫歯も歯周病も抑えられる。しかも、口の中の菌は、さまざまな病気につながることが最近わかってきた。菌をコントロールすることで、全身が健康になれるのだ。
感想・レビュー・書評
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まず、私の歯医者での苦い体験談から。虫歯治療で訪れた歯科医の歯の神経処置がマズくておよそひと月半痛み止めをしないと寝れないほどの激痛が続きました。あまりにも痛みが引かないのでセカンドオピニオンとして別の歯医者に行くと、なぜかキレられとにかく歯医者を変えるべきではないという暴論に。今考えれば、悪くなって治療を押し付けられるのが単純に嫌だったのでは。
それ以来、歯医者の選定には、根管治療で効果的なラバーダムや電子顕微鏡を備えているかどうかを予約前に確認しています。
さて、本書は正しい歯磨きと口内ケアによってプラーク(菌)コントロールすれば、歯周病による身体の不調までも防げる、という解説書です。
中でも、歯肉マッサージは効果的、歯周病菌は薬で除菌出来る(処方薬一回飲むと、4時間程度で死滅)、子供は3歳まで甘いものを覚えさせなければ将来甘いものを好まなくなる、という情報は参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歯を磨けばよいわけではない。大切なのは歯垢を落とすこと
●感想
「歯磨き」の目的は「歯を磨くこと」となってはいけない。歯を磨いているが、適切な歯磨きをできている人は少ない。大切なのはプラークを落とすこと。そのためには、電動歯ブラシやフロスも使うといい。歯周病を予防するためには、歯磨きも用いるとよい等...。咥内ケアのための基本事項がまとまっている。咥内ケア、歯磨きについて学ぶ最初の1,2冊にはよさそう。 -
「歯」を磨くことよりも口腔ケアが大事ということ。
歯の治療も昔と今では随分変わったようですし、歯磨きの仕方も全然違うんですね。
読めばなるほど、という話が多く勉強になりました。 -
「歯をきちんと毎日磨きましょう」とは言われる。しかし、実際どうやって磨けばいいのかと言うと何も教わっていなかった。著者曰く「歯磨き」と言う言葉のひとり歩きが虫歯を増やす原因になっていると指摘している。海外では、「プラークコントロール」と言って、「口の中の最近を取り除き方」を教わっているとも指摘している。歯磨きに対する発想を変えないとバイキンマンにやられる一方だ。
「芸能人は歯が命」と言うキャッチフレーズのCMが流れていたが、これからは「一般人の歯も命」の時代だな。「安心してください。磨いていますから」では済まされない。
歯の磨き方、電動歯ブラシなどの選び方、敗者の選び方なども載っていて歯の健康に気を使うことがいかに必要か述べられている。歯が健康でないと肉やせんべいをかじることが出来なくなるからなあ。年齢を重ねても肉でタンパク質をモリモリとりたいものだ。
もっと早く「デンタルコンサルタント」の本に出合いたかったなあというのが、読んだ感想だ。 -
8刷決定! 3万2千部突破です。(3/28)
応援ありがとうございます!
7刷決定! 2万9千部突破です。(11/5)
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6刷決定! 2万5千部突破です。(8/28)
勢いがすごいですね。
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初著書で、しかも新書で2万部はすごいです!
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感謝!発売より20日で増刷決定しました!
1万部突破です。
タイトルに衝撃を受けたかたもいらっしゃるかもしれません。
誤解をしないでいただきたいので、きちんと中身を読んでほしいのですが、ほとんどのかたの「歯磨き」はまちがっているのです。
本当の歯のケアを知ってほしいから、歯科衛生士の著者が、真実を暴露します。
私は編集協力をしました。
レターズのスタッフが、イラストを一部提供しています。 -
日本人は口内環境が非常に悪く約8割もの人が歯周病だとか。健康寿命を伸ばしたいので歯の健康も...との想いで読んだが、本全体を通しての感想は正直なところこの本を購入するくらい歯の衛生や健康に気を使う人であればインターネット情報を拾い事は足りそうで、ネットでも拾えないとかこの本を読んだからこそ的なものはあまりなかった様に思う。
個人的にはやはりデンタルフロスは必要なんだ、ということで読了すぐにデンタルフロス購入。これから早速初体験致します。
ブラッシングも力を入れ過ぎてしまうので二本指での歯ブラシを意識し、舌を磨かないようにする。
昨年は歯科代に15万近くかかったからな... -
磨くなとはどういうことだ?と思って読んでみた。
いわゆる「歯磨き」をするな、ということではなく
表現を代えて意識を変えるという感じ。
日々の「歯磨き」のやり方や気をつけるポイントなどが意識できていい。
時々文章がわかりづらい。 -
歯科衛生士による歯についての本。
歯を磨くことを否定するというよりも、単に既存の歯磨きだけでは足りず、歯の間にプラークなどが詰まるのでそれもちゃんととらないとダメですよ、という話。
実際歯に物が詰まりやすい自分には説得力があった。
また、正しい歯磨きをすることの重要性を痛感した。 -
私にとってとても参考になり、今やってる口内ケアに益々自信を深めました。と同時に、今通ってる歯科医院の素晴らしさ、有難さがよくわかりました。豊山(とやま)とえ子 著、近藤隆一 監修「歯は磨かないでください」、2015.4発行です。歯は磨くのではなく、口の中の細菌を取り除くことが大切で、歯の健康は全身の健康につながっていると。全くそう思います。私は歯ブラシ、一本ブラシ、歯間ブラシ利用です。指で歯肉のマッサージや口のまわりの筋肉を柔らかくするトレーニング(いういう、あおあおの発声など)も楽しいですね(^-^)
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歯医者に通った後に読んでみた。
歯のケアの重要性、ケアの仕方など、具体的で分かりやすかった。毎日磨いてるけど、歯磨きについてあんまり教わってないから、いい機会になると思う。 -
ホワイトニングってやった方が良いんだ~。ふぅ。1時間で読み終わったよ…。
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先進国の中で日本は、プラークコントロールについてかなり遅れをとっている事が分かりました。
磨いているけれど細菌を除去できていない、私もそのパターン。
歯を失わないよう、正しいケアと信頼できる歯科医が必要だと思い、早速デンタルフロスを再開。
歯茎のマッサージも始めました。
ホワイトニングにも興味がわいてきました。 -
「歯を磨く」ではなく口内細菌をコントロールする。歯周病予防。本にする必要ある?
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予想以上に勉強になりました。
ちょっとはデンタルIQ上がったかな。 -
立ち読み。
まあ、そうだよなという内容。 -
普段あまり気にかけていない歯のお手入れについての本
タイトルはインパクト狙いなだけではない。
大事なのは「プラークコントロール」という認識