侵略! (広済堂文庫―異形コレクションシリーズ)

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著者 : 井上雅彦
  • 廣済堂出版 (1998年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (550ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331606360

侵略! (広済堂文庫―異形コレクションシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  •  SF というよりも、ホラーだな。ショートショートなので、細かい設定は略していきなり本題に入る感じ。テンポが早くてよい。

     オープニングは「地獄の始まり(かんべむさし)」 で、まぁそんな感じかなぁという程度の感想。「罪と罰の機械(牧野修)」は、筋はしょりすぎだが、その他部分がまだまだ贅肉たっぷりでアンバランス。

      ウルトラマンティガのシナリオ作者さんらしい「夜歩く子(小中千昭)」はその味かなと思ったが、単につまらなかった。その分 「雨の町(菊地秀行)」 は、けっこうホラーだな。

     カジシンの「赤い花を飼う人(梶尾真治)」は、らしい展開の秀作。 「彼らの匂い(大場惑)」 の、逆転発想がおもしろい。「おだやかな侵入(森下一仁)」もいいんだが、こう同じような話、つまり静かな侵略系が続くと小学生の作文集にしかみえない。

      少し時間をおいて「特別急行列車(井上雅彦)」 を楽しむ。まぁまぁかな。カッコーが主役の「命の武器(草上仁)」はイマイチかな。臭いの 「アロママジック(村田基)」 は意味不明。「暴力団の夢見る頃(山下定)」 は新鮮さが全くなくつまらない。「ママ・スイート・ママ(安土萌)」 もわからないし、つまらない。

     長い割にはオチがおもしろくない「さりげなく大がかりな(斎藤肇)」 、さっぱりの「不思議な聖小羊の美少女(大原まり子)」、わかりにくい 「鏡の中の他人(岬兄悟)」 、文章が独特で読む気がしなかった「聖戦の記録(津原泰水)」、さすがにきれいにまとめる 「子供の領分(菅浩江)」と続き、最後は文章が読みにくくてギブアップした 「花菖蒲(横田順弥)」で終わる。

     総じて、アイデアが貧困な印象。古いからかなぁ。

  • SFとかホラーとかいうよりも、不思議本という感じ。それぞれが短いし著者によっていろいろなバリエーションが楽しめるのが手軽で気軽です。

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