- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331612026
感想・レビュー・書評
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2017.4.21.
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内容(「BOOK」データベースより)
刀を捨て、妻子を顧みることもなく絵師の道を選んだ男が最後に見せた武士の矜持…。亭主に醜女と蔑まれながらも明るく生きていく女がつかんだものは…。墓前に供えられた一輪の白い椿の花にこめられた父娘の哀しい思い…。過去をなくした女の胸深くに刻まれた、愛しい者への記憶…縁切り御用をつとめる『橘屋』の女主人であるお登勢と素浪人塙十四郎の人情裁きを描く好評シリーズ第十一弾。
平成29年3月14日~16日 -
【収録作品】第一話 冬の鶏/第二話 塩の花/第三話 侘助/第四話 雪見船
シリーズ第11作。 -
今回の話はどれも切なかったです。
この巻の最後の最後でようやく二人が手を握って将来を考えるふうに。やっとだけど、二人が一緒になるにはまだ先が長そう…。 -
冬の鶏
橘に逗留する浪人三九郎は妻佳世の駆け込みを心配してのことだった。
塩の花
万吉と風太郎の出会い。
柳庵が連れてきた蓑助は妻女おいしと別れたいという。
蓑助がのぼせた女おみさの男は竹次郎という蓑助への復習を企てていた。 結局元鞘話。
侘助
おひさ。おひさの父常吉。おひさの夫治兵衛。
死んだ父常吉は殺しの罪人。そのために治兵衛にしばられるおひさ。
7年ぶりの親子の再会もむなしく・・・。
雪見船
三郎兵衛の妻女みのは夫に命を狙われていると橘に駆け込む。
そんなみのは3年前の地震で自分の身の上の記憶を失くしていた。
みのには夫と子供がいたが、3年後戻らぬ妻は死んだことにされ
夫は再婚していた。
みのを狙うのは誰なのか。
松波と妻女の子供をみたお登勢の心情。
それを感じる十四郎。
一人雪見船で雪見をするお登勢。
そこへやってくる十四郎。
綺麗な情景が目に浮かぶ。 -
11巻目にして、やっと手を握ったよ(お登勢と十四郎)
どんだけオクテやねん!(^_^; -
シリーズ11作目