鬼譚 (廣済堂モノノケ文庫)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331615225

作品紹介・あらすじ

古来より、ひとは人知のおよばぬ禍事を鬼の祟りとした。鬼はそれを恨み、姿を変え、時空を超え、魂を奪う隙を狙う。「未来永劫、わしが死ぬることはない。貴様が老いて朽ち果てるとも、このわしだけは生きつづける」-呪いの言葉とともに受け継がれる、一条戻り橋から始まったひとと鬼との因縁を描く、珠玉の鬼譚5編。柳生十兵衛とその魂を狙う鬼の攻防(鬼柳生)、古城に巣食う鬼の罠にはまった三人の男女の運命(幽霊城)、鼠小僧と勝海舟の父・小吉の意外な親交と鬼退治(熊と鼠)ほか。時代小説の名手が魅せる、渾身の時代サスペンスホラー。

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著者プロフィール

和久田正明 わくだ・まさあき
1945年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を数多く手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している。
主なシリーズに、「地獄耳」「十手婆 文句あるかい」(二見時代小説文庫)「はぐれ十左暗剣殺」「特命」(徳間時代小説文庫)、「鎧月之介殺法帖」(コスミック・時代文庫)、「死なない男・同心野火陣内」「髪結の亭主」「昼行燈・布引左内影御用」(ハルキ文庫)、「将軍の猫」(角川文庫)、「嵐を呼ぶ女」「決定版・八丁堀つむじ風」(光文社時代小説文庫)、「提灯奉行」「恋する仕立屋」(小学館文庫)などがある。

◆ 好評既刊
十手婆 文句あるかい 全 3 巻
地獄耳 全 5 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )

「2022年 『空飛ぶ黄金 怪盗 黒猫4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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