怪異トキドキあたる-霧島物ノ怪研究所物語- (廣済堂モノノケ文庫)

  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331615737

作品紹介・あらすじ

一見、好印象を与えるメガネ青年の霧島仁は、実は変人奇人を地でいくマッドな心霊研究家。それもそのはず、学生時代からの研究が高じて、祖父の立ち上げた「霧島物ノ怪研究所」の所長におさまっているのだ。心霊現象や物ノ怪を迷信と片づけず、実態を追求するのはいいのだが、人間への気遣いがまったくないのが玉に瑕。加えて研究所には、うら若き押しかけ助手の沢井結羽と、見かけはモモンガ・実は物ノ怪のモモちゃんがいた。二人と一匹(?)が、科学では解決できない世の中の不思議に挑戦する!

感想・レビュー・書評

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  • 物ノ怪研究所に勤めている主人公。
    ものぐさ所長にせっせと仕事をさせている。

    わずらわしい仕事より、自分の好きな仕事をしたい。
    誰しもそう思う事ですが、こんな生活していて
    よく今までお金がなくならなかったな、と。
    そんな生活をしている所長を蹴っ飛ばす勢いで
    仕事をさせている主人公ですが、こちらもまた
    ある意味夢見ている感じがあります。

    呪いのわら人形、熱くなる家、こっくりさん。
    科学的に検証して解決させているので
    妖怪がいない~と嘆く系か、と思ったら。
    最後の最後に、でした。
    しかも何だかいい感じに、情な感じで終わってました。
    唯一、何だかいい話、でしたが、登場していた
    となりの部屋を使っていた二人組。
    というか、女性の方。
    一体何をそんなに頑張りたいのでしょうか?
    なんかこう…敵視していたのか、と聞きたい。

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