まくらのせんにん そこのあなたの巻

著者 : かがくいひろし

• 佼成出版社 (2010年1月25日発売)

作品紹介・あらすじ

こうなったら、『そこのあなた』にたのむしかないな。そこのあなたって、誰のこと-?オドロキのしかけ絵本。かがくいひろしさんからの最後のプレゼント。

感想・レビュー・書評

[海と青硝子さんの感想 · 2024年4月25日]

まくらのせんにんと、しきさん、かけさんが出会ったのは、穴にはまって抜けなくなってお困りの動物たち。あろうことか、せんにんまで！　「そこのあなた」、つまり読者が参加しなくてはならない仕掛けが楽しい！　

[pica-eさんの感想 · 2024年2月11日]

☆2024.2　2年生　読み聞かせ☆
じわじわくるおもしろさに、徐々に徐々に付いてくる感じのこどもたち（笑）「仙人」って説明が必要かなーとか、しきさんかけさんが「ふとん」だって気付けるかなーなどという疑問もあったが、それらすべてを吹き飛ばして進んでいくようなパワーを感じられる絵本。

わたしといっしょになって思わず手で「とんとん」しはじめる子もいて、尊いものを見せてもらったきもちになる。こどもたちのこどもならではの素直な反応は、心を清めてくれる。すごいなあかがくい先生。

[tonpeiさんの感想 · 2021年7月8日]

これは楽しい！(゜▽゜*)まくらせんにん が かけさん、しきさんと散歩をしていると、動物達が穴にはまって困っている…(;´д｀)それを見事に解決！(ﾟДﾟ )及ばずながら私もお手伝いしましたよ(^.^)

[うさぽんさんの感想 · 2023年9月7日]

子どもに大人気！

[まめがし。さんの感想 · 2023年1月15日]

かがくいひろしさんのユーモアと温かさが詰まった一冊。

名作「だるまさんシリーズ」を彷彿とさせるリズミカルな文章で、あっという間に物語の世界に吸い込まれます。

終盤に読み手が絵本をたたく場面があるのですが、子どもが一所懸命やっている姿はめちゃくちゃ可愛いです！

[ayaponさんの感想 · 2022年8月24日]

かがくいひろしさんの遺作。こどもを笑顔にする絵本をたくさん届けてくれたかがくいさん。わが子もかがくいさんの絵本で自然と笑顔に。まくらのせんにんは２作ともこどものお気に入り。
2022/8購入

[Yoh!!さんの感想 · 2022年8月8日]

3歳3ヶ月。よんで〜、と何度か持ってきました。

一生懸命叩いてました(笑)
図書館で借りた本なので、少し心配になりましたが、楽しそうにしてました。

[父親目線で選ぶ絵本など♪さんの感想 · 2021年9月20日]

３歳〜。
作者が既にお亡くなりになられていたことを本書で知り、とても驚きました。

[はすうさぎさんの感想 · 2017年10月21日]

わたしも、やくにたてて、よかった。

[無常さんの感想 · 2014年1月25日]

これは発想が斬新です。
読者が作中のキャラクターから名指しで手助けを頼まれるというのはすごい発想。
子供も大喜びで返事してます。

著者プロフィール

1955年、東京都生まれ。1980年東京学芸大学教育学部美術科卒。第13回紙わざ大賞展準大賞受賞。2005年『おもちのきもち』（講談社）で第27回講談社絵本新人賞を受賞し、絵本作家としてデビュー。絵本に『もくもくやかん』『ふしぎなでまえ』『はっきよい畑場所』『みみかきめいじん』（講談社）『おむすびさんちのたうえのひ』『なつのおとずれ』（ＰＨＰ研究所）「だるまさん」シリーズ『おしくら・まんじゅう』『おふとんかけたら』（ブロンズ新社）「まくらのせんにん」シリーズ（佼成出版社）『がまんのケーキ』（教育画劇）がある。2009年、逝去。

「2016年 『うめじいのたんじょうび』 で使われていた紹介文から引用しています。」