かぐやのかご (こころのつばさシリーズ)

著者 :
  • 佼成出版社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333026807

感想・レビュー・書評

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  • 偶然出会ったおばあさんと話していく中で清香の心がほぐれていきます。
    このようなおばあさんの存在は素晴らしいなって思いました。

  • 子どもの頃の、嫌な奴に会って体が硬直する感じ。とてもリアルで、私まで硬直してしまった。
    いいおばあちゃんだなぁ。
    強いて言うなら、他人の罪を背負うと美しくなる…というのが、腑に落ちなかった。なんで、と思ってしまう。

  • おならって…。
    ちょっと竹籠編みたくなった。
    いい、二人です。

  • 転校生のさやかと竹かご編みのばあちゃんとの出会い。光る竹の話とかぐや姫。ばあちゃんの話とへっぷりに心温まる。

  •  クラスの男子からおならをしたとからかわれ、私じゃないのにと大声で泣いていた清香。誰もいないと思っていたら、しげみの中から竹のたばをかかえたおばあちゃんがあらわれる。

  • 昼休みにクラスの男子にからかわれたことがくやしくて、清香はだれも来ない林の道で、思い切り泣いていた。
    すると突然おばあさんが現れ、持っていた竹の束を清香にあずけた。

    泣いていたことを聞かれるかもしれないと、どきどきしていた清香に、おばあさんは竹でザルを作るところを見せてくれると言った。

    初めて会ったおばあさんなのに、清香はなぜだか親しみを感じ、思い切って聞いてみた。
    「光る竹、見たことある?」

  • 想像することができるって素晴らしいことですね。

    それで、おばあちゃんの名前は何とおっしゃるのだろう。

著者プロフィール

1947年秋田県角館町(現仙北市)生まれ。作家。東京理科大学理学部応用化学科卒業。アウトドア雑誌の編集に携わるかたわら執筆活動に入る。小説で芥川賞候補4回ノミネート。『木のいのち木のこころ』『失われた手仕事の思想』『手業に学べ』『大黒柱に刻まれた家族の百年』など、聞き書きによる著書を多く著す。2003年に絵本『なつのいけ』(絵・村上康成)で日本絵本賞大賞受賞。1950~60年頃の子どもたちの生活を描いた絵本『おじいちゃんの小さかったとき』(絵・松岡達英)がある。他に『正吉とやぎ』など。

「2022年 『少年時代 飛行機雲はるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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