- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334006877
感想・レビュー・書評
-
古い本だが、しっかりしている 県立あり
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2007.03.22読了)(2003.07.24購入)
副題「日本を滅ぼす九つの呪縛」
(「BOOK」データベースより)amazon
一九九九年九月三〇日に起こった東海村のJCOウラン加工工場における臨界事故は、原子力産業や政府のみならず、すべての日本人に、根底から、今までの原子力問題に対する態度の甘さを痛感させるものでした。原子力利用にバラ色の期待をして五十年もの間、夢を見続けてきた私たちは、今こそ目を覚ます必要があります。臨界事故でピカッと光ったあの光は、そのようなメッセージだったのではないでしょうか。
著者 高木 仁三郎
1938年 群馬県生まれ
1961年 東京大学理学部化学科卒業
日本原子力事業NAIG総合研究所、
東京大学原子核研究所助手、
東京都立大学理学部助教授、
マックス・プランク研究所研究員、
1975年 原子力資料情報室設立に参加
1987年 原子力資料情報室代表(98年まで)
1995年 「宮澤賢治をめぐる冒険」等により第5回イーハトーブ賞受賞
1997年 ライト・ライブリフッド賞受賞
2000年10月8日 逝去
専攻は原子核化学(理学博士)
☆関連図書
「原子力戦争」田原総一朗著、筑摩書房、1976.07.25
「日本の原発地帯」鎌田慧著、潮出版社、1982.04.01
「六ケ所村の記録 上」鎌田慧著、岩波書店、1991.03.28
「六ケ所村の記録 下」鎌田慧著、岩波書店、1991.04.26
「原発列島を行く」鎌田慧著、集英社新書、2001.11.21
「原発事故はなぜくりかえすのか」高木仁三郎著、岩波新書、2000.12.20
「朽ちていった命」岩本裕著、新潮文庫、2006.10.01 -
原子力問題がわかりやすい, 2004/8/3
原子力問題を考えるうえで大変参考になります
本著は原子力に従事していた著者が専門家の視点も踏まえ、今の原子力の問題点を指摘している。
読んでみて、原子力は問題点が多い。特に原子力そのものでは無く、原子力を取り巻く人々の中に大きな問題点が潜んでいるのではないかと思えた -
分類=原発・高木仁三郎。00年8月。