図解仕事人 (光文社新書 17)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334031176

作品紹介・あらすじ

入社試験の成績一五〇人中、一三八位!そんな自他ともに認める"凡才"ビジネスマンが、二〇年後には大学教授に抜擢されるほどの"仕事師"になった。その秘密は一体どこにあったのか-本書では、著者のビジネスマン経験に基づいた、コミュニケーションのための「図解の技術」を公開。「理解力」「企画力」「伝達力」を鍛えて、"グレート・コミュニケーター"を目指す。

感想・レビュー・書評

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  • 図解の内容よりも、著者の会社に入ってから大学の先生になるまでの内容が気になってしまった。この方も勉強会を運営されており、そのやり方、アウトプットの出し方など参考になった。

  • 情報を形にするのが仕事のため、私にとって図解という意味では、あまり有用な情報はなかった気がします。

    とはいえ、「お客様の会社の状態や、新聞にある情報等も一度図にして整理してみる」というのは、人に見せるではなく自分が覚えるためにはとても良いと思いました。

    1章・3章は図解に関係ないので、ないほうが良いような…
    図解に関係ないところで、仕事に対してや、コミュニティでの仕事についての考え方が勉強になりました。

    【やってみる】仮想師匠を見つける


    自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    "図解のメリット
    一瞬で全体を把握し、理論でも図解を読む=2重に記憶している。全体を示した上で個々の部分の説明ができる。口頭説明を受けながら、自分が特に感心を寄せる部分に集中できる。


    取り組むテーマの選び方/河村幹夫氏…英国駐在にあたり英国を知るためビクトリア王朝に着目。子供の頃好きだったホームズの研究を手段に。ホームズが活躍した場所を回る等する。帰国は体験を出版し「シャーロック・ホームズの履歴書」に。

    【仕事の段階4】
    ①定型型…マニュアル通り
    ②対策型…問題解決の仕事
    ③改善型…将来問題が生じると予測される場合に取り組む
    ④創造型…違う角度から見つめ直し、新しい仕組みを構築する仕事。

    【仮想師匠、仮想ライバル】判断の正しさや方向を確かめるように仮想師匠、仮想ライバルと自問自答しつつ孤独に答えを出すのが、組織の中で重責を与えられた者が辿る道。"

  • (2004.01.07読了)(2002.11.30購入)
    「図解の技術」で、大学教授になった人の自伝的な本である。
    ビジネスにおいては、コミュニケーションがポイントである。ビジネスマンは、コミュニケーションの達人、グレートコミュニケーターにならないといけないという。
    外部からのインプットを理解(理解力)し、自分の頭でアイディアまとめ(企画力)、相手に上手に伝える(伝達力)、これらがコミュニケーション能力だという。
    コミュニケーション能力は、「理解力」「企画力」「伝達力」の三つの力で構成され、これは、読み、考え、書くと同じ意味だという。(これって、ブックレビューで身につく!)
    但し、文章によるコミュニケーションには欠点があってうまくいかないことが多い。
    自分で考えた事は、理解し納得しているけど、押し付けには反発する。文章は押し付けがましく、場合によってはごまかしがきく。
    著者は、図解コミュニケーションがいいという。
    図解コミュニケーションの利点は以下のようである。
    ・ごまかしが利かない
    ・情報の整理がすっきりする
    ・全体が一目で分かる
    ・説得を匂わせない
    ・参加意識を高める
    ・情報量が多い
    ということで、図解の基本について事例や、演習を交えながら説いている。
    図解に興味ある人は、読んで実践してみてはいかがでしょう!

    ●関連図書
    「コミュニケーションのための図解の技術」久恒 啓一著、日本実業出版社、1990.05.25

    著者 久恒啓一
    1950年 大分県生まれ
    1973年 九州大学法学部卒業
    1973年 日本航空入社
    ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会(現在はNPO法人)に所属し著作活動も展開。
    1997年 宮城大学教授に就任。
    学生とともに成長する教育者、地域とともに歩む研究者、県立大学教授としての社会貢献という3つのテーマで活発に活動している。

    (「BOOK」データベースより)amazon
    入社試験の成績一五〇人中、一三八位!そんな自他ともに認める“凡才”ビジネスマンが、二〇年後には大学教授に抜擢されるほどの“仕事師”になった。その秘密は一体どこにあったのか―本書では、著者のビジネスマン経験に基づいた、コミュニケーションのための「図解の技術」を公開。「理解力」「企画力」「伝達力」を鍛えて、“グレート・コミュニケーター”を目指す。

  • 10月5日読了。図解を利用した仕事の実践・効果を説く書。文章を羅列したドキュメントだと全体の構成が分かりづらく、ゆえに細部に目が行ってしまいがちだが、図解することにより全体感・流れが把握できるとともに、理解した点について周囲と共有することが出来るということ。図解とは結局のところ「○」と「→」と文字の組み合わせに過ぎず、エッセンスをつかむことで誰にでも使いこなせる技術なのだということ。文章モノの提出物に、全体の流れを示した図を添付するという方法や、プロジェクトや作業の立ち上げにあたり図解を用いて説明/議論する、という方法は積極的に応用してもいいかもしれない。何にせよツールというものはコミュニケーションを手助けする道具に過ぎないわけだが。

  • 通勤片道で読めるザ・新書。早起きしよ。090224

  • 「ファシリテーション・グラフィックス」で紹介されていたので、読んだ一冊。前半は著者の半生記で、最後の方はタイム・マネージメントの話なので、図解に関する記述は 70ページほど。

    著者が「図読」と呼ぶ、図を使った文章のによる読み方は例も豊富で面白かったが、図解そのもののテクニックはごくごくシンプル(丸と矢印)で、少しもの足りない感じ。

  • 未読

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著者プロフィール

1950年、大分県中津市に生まれる。九州大学法学部を卒業後、1973年、日本航空に入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を経て早期退職。1977年に新設の宮城大学事業構想学部教授、2008年に多摩大学経営情報学部教授となり、2015年に同大学副学長に就任。
著書には、ベストセラーとなった『図解シリーズ』(日本経済新聞社、PHP研究所他)、『遅咲き偉人伝―人生の後半に輝いた日本人』(PHP研究所)、『偉人の命日366名言集』『偉人の誕生日366名言集』(以上、日本地域社会研究所)など100冊を超える。

「2018年 『100年人生の生き方死に方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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