- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334031176
作品紹介・あらすじ
入社試験の成績一五〇人中、一三八位!そんな自他ともに認める"凡才"ビジネスマンが、二〇年後には大学教授に抜擢されるほどの"仕事師"になった。その秘密は一体どこにあったのか-本書では、著者のビジネスマン経験に基づいた、コミュニケーションのための「図解の技術」を公開。「理解力」「企画力」「伝達力」を鍛えて、"グレート・コミュニケーター"を目指す。
感想・レビュー・書評
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図解の内容よりも、著者の会社に入ってから大学の先生になるまでの内容が気になってしまった。この方も勉強会を運営されており、そのやり方、アウトプットの出し方など参考になった。
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(2004.01.07読了)(2002.11.30購入)
「図解の技術」で、大学教授になった人の自伝的な本である。
ビジネスにおいては、コミュニケーションがポイントである。ビジネスマンは、コミュニケーションの達人、グレートコミュニケーターにならないといけないという。
外部からのインプットを理解(理解力)し、自分の頭でアイディアまとめ(企画力)、相手に上手に伝える(伝達力)、これらがコミュニケーション能力だという。
コミュニケーション能力は、「理解力」「企画力」「伝達力」の三つの力で構成され、これは、読み、考え、書くと同じ意味だという。(これって、ブックレビューで身につく!)
但し、文章によるコミュニケーションには欠点があってうまくいかないことが多い。
自分で考えた事は、理解し納得しているけど、押し付けには反発する。文章は押し付けがましく、場合によってはごまかしがきく。
著者は、図解コミュニケーションがいいという。
図解コミュニケーションの利点は以下のようである。
・ごまかしが利かない
・情報の整理がすっきりする
・全体が一目で分かる
・説得を匂わせない
・参加意識を高める
・情報量が多い
ということで、図解の基本について事例や、演習を交えながら説いている。
図解に興味ある人は、読んで実践してみてはいかがでしょう!
●関連図書
「コミュニケーションのための図解の技術」久恒 啓一著、日本実業出版社、1990.05.25
著者 久恒啓一
1950年 大分県生まれ
1973年 九州大学法学部卒業
1973年 日本航空入社
ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会(現在はNPO法人)に所属し著作活動も展開。
1997年 宮城大学教授に就任。
学生とともに成長する教育者、地域とともに歩む研究者、県立大学教授としての社会貢献という3つのテーマで活発に活動している。
(「BOOK」データベースより)amazon
入社試験の成績一五〇人中、一三八位!そんな自他ともに認める“凡才”ビジネスマンが、二〇年後には大学教授に抜擢されるほどの“仕事師”になった。その秘密は一体どこにあったのか―本書では、著者のビジネスマン経験に基づいた、コミュニケーションのための「図解の技術」を公開。「理解力」「企画力」「伝達力」を鍛えて、“グレート・コミュニケーター”を目指す。 -
10月5日読了。図解を利用した仕事の実践・効果を説く書。文章を羅列したドキュメントだと全体の構成が分かりづらく、ゆえに細部に目が行ってしまいがちだが、図解することにより全体感・流れが把握できるとともに、理解した点について周囲と共有することが出来るということ。図解とは結局のところ「○」と「→」と文字の組み合わせに過ぎず、エッセンスをつかむことで誰にでも使いこなせる技術なのだということ。文章モノの提出物に、全体の流れを示した図を添付するという方法や、プロジェクトや作業の立ち上げにあたり図解を用いて説明/議論する、という方法は積極的に応用してもいいかもしれない。何にせよツールというものはコミュニケーションを手助けする道具に過ぎないわけだが。
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通勤片道で読めるザ・新書。早起きしよ。090224
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「ファシリテーション・グラフィックス」で紹介されていたので、読んだ一冊。前半は著者の半生記で、最後の方はタイム・マネージメントの話なので、図解に関する記述は 70ページほど。
著者が「図読」と呼ぶ、図を使った文章のによる読み方は例も豊富で面白かったが、図解そのもののテクニックはごくごくシンプル(丸と矢印)で、少しもの足りない感じ。
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未読