剣豪全史 (光文社新書 125)

著者 :
  • 光文社
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032258

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <目次>
    第1章  ジェネレーションで読む剣豪
    第2章  幕府の剣豪
    第3章  藩の剣豪 
    第4章  町道場という名のベンチャー 
    第5章  剣豪たちの幕末維新  
    終章   剣豪のヒエラルヒーの大逆転 

    <内容>
    終章まで読むと意図がわかる。剣豪の歴史なのだが、著者が書きたかったのは、歴史の中で剣は陳腐化し、幕末には役に立たなかった。ただ武士から郷士(豪農)が、その術と本来の精神を引き継いで行ったと(新撰組など)。 

  • [ 内容 ]
    武者修業と流浪のうちに生涯を終えた孤立無援の一匹狼、というイメージがまとわりつく古の剣豪―。
    しかしその実態は、天下に名を残すも就職活動に失敗した宮本武蔵(二天一流)に、徳川幕府の専属業者となって一大利益を収めた柳生宗矩(柳生新陰流)など、現代人と同様、組織や権力と無関係にはいられない生身の人間であった。
    ―本書では、伝説やエピソードだけでバラバラに捉えられることが多い剣豪たちを、彼らが歴史的・社会的に果たした役割を軸に、現代の視点を交えてひとくくりに語る。

    [ 目次 ]
    第1章 ジェネレーションで読む剣豪
    第2章 幕府の剣豪
    第3章 藩の剣豪
    第4章 町道場という名のベンチャー
    第5章 剣豪たちの幕末維新
    終章 剣豪ヒエラルヒーの大逆転

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 剣道に打ち込んでいた時期があって、その時に買ったのだと思います。剣史に興味のない方にはつまらないでしょう

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1969年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。6年間のサラリーマン生活を経て、剣と創作の道を突き詰める時代作家業に挑み現在に至る。「辻番所」(光文社文庫)、「算盤侍影御用」(双葉文庫)など、人気シリーズ多数持つ。

「2016年 『江戸常勤家老 隼人の剣 ③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧秀彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×