ナンバの身体論 体が喜ぶ動きを探求する (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032562

作品紹介・あらすじ

本書における「ナンバ」とは、できるだけ「捻らない」「うねらない」「踏ん張らない」、広く普及している西洋式の運動理論とは正反対の動きのことである。本書は、「ナンバ」の現場における中間報告書である。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の四人は桐朋(とうほう)高校バスケットボール部のコーチである。試行錯誤しながら前に進む様子が好ましい。我々は手探りの苦労をすることなく一冊の新書でノウハウやメソッドを学べるのだ。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/06/blog-post_46.html

  • 日本屈指の音大である桐朋学園にはナンバの授業があって、体捌きを楽器演奏に応用しているそうです。
    古武術の動きは、あらゆる「体を使った表現」に応用が利くようですなあ。

    「兵法の利にまかせて諸芸の道をなせば、万事において我に師匠なし」という宮本武蔵の言葉を思い出しました。

  • 体幹といっしょに触れておきたかったので流し読み程度に読んだ。
    体にむりのない姿勢、日本人の体型にあった動きはナンバ走りにあるとされているようだ。
    後半のバスケ部のコーチ日記を読み、感銘を受けた。古武術の、ねじらない、ひねらない、むりをしない、という根本思想にしびれた。

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著者プロフィール

指導・監修◎矢野龍彦

1952年高知県出身。筑波大学体育学修士課程コーチ学修了。元桐朋学園大学教授。ナンバ術協会最高師範。ナンバ歩きを基礎としたスポーツ、楽器演奏指導に定評がある。ナンバ歩き、ナンバ走りを解説したYouTube動画は合わせて200万再生を超える。著書に『すごい!ナンバ歩き』(河出書房新社)、DVD『本当のナンバ歩き』(BABジャパン)他がある。

撮影協力◎倉田りの(バイオリニスト)

「2022年 『DVD 体得!本当のナンバ走り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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