下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
2.90
  • (53)
  • (176)
  • (932)
  • (233)
  • (97)
本棚登録 : 3315
感想 : 468
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033217

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後のは無茶ぶり感

  • データの羅列ばかりで、考察が浅い。あと全体的にサンプル数が少ないのでは?とは思った。まぁ根拠もなしにいろいろ言っちゃう本に比べたらマシだけどね。筆者の言う下流に関しては、実態も含めてまぁまぁの現状が掴めたかな。これに基づいて、どんな社会がいい?って議論はまたこれから。

  • なかなか鋭い分析がされてある。
    うん・・・なんか嫌になってくるね。

  • 階層化の社会傾向を把握出来るが、調査の内容をただ淡々と書いてあって考察が浅い。また参考文献も一般書等軽いものである。

  • 出だしから前半は楽しく読めた。
    ただ年齢層というのがそんなにも人を分ける指標になりうるのかとか。そもそも調査紙の妥当性だとか。
    少しとっつきにくい内容だっただけに疑問が生まれてくることも多かった。

    どこまで信憑性を持って読んでいいのかがあんまりしっくりこなかった点が残念だったが、社会を見る時、こういった視点もあるのだ!という意味では大変面白い一冊だった。
    格差社会に対して自分がどういった態度をとっていくべきなのか、考えさせられた。

  • もやもやとしていた自分の立場がこうやって統計に表れてくるというのは不思議な感覚。幸せの在り方も生活基準に合わせて数字で導き出せるものなんですね。
    中学の頃に保健の教科書で思春期の頁を読んで、こうやって自分は日々悩んで生きているのに、それすら全ての人に共通する現象のひとつにすぎないんだなあとがっくり来たことを思い出した

  • 膨大なデータ、おもに生活満足度と年間所得をもとに日本国民を分類。ファストな消費活動が増加傾向にあること(カーニバル化する社会)に対しその危うさを指摘。著者のネーミングのセンスには共感することが多い。

  • データが豊富だが、そのぶん読みにくい

  • 一億総中流の時代が、今や上流と下流に二極化し、さらにはそれが固定化されようとしていると筆者は言う。

    個性や自分らしさに甘んじている自分を少し発見できました。

  • 日本は従来、社会階層的に中の上の「上流」、中の中の「中流」、中の下の「下流」のうち中流が多い社会であった。しかし今、中流は少数の上流と多数の下流に分離しつつある。更に、どの階層に属するかは親の階層や居住地域、コミュ力等々に左右される。それゆえ、社会階層の固定化が進んでいる。

    ということを一冊かけて示している本。
    提言もついてるけど、このことをデータを元に示すことにほとんどの部分を割いている。

全468件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦展の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
村上 春樹
奥田 英朗
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×