数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)
- 光文社 (2006年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334033552
作品紹介・あらすじ
グーグル、アマゾン-Web2.0時代に必須の技術を、本質から理解する。
感想・レビュー・書評
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メルカリ売却
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データマイニングの具体的手法がざっくりわかった。
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蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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データマイニングというのは、ま、情報の採掘、みたいな意味かな。マーケティング用語で、混沌の中から法則を見つけだすための手法。の入門書です。
数式が掲載されている書物というのは何割方だか売上が落ちるんだそうで(笑)、その考え方というか原理原則を教えるという意味でも「数式を使わない」というのはわかるんですが、そのために喩え話とか脱線話が多くなってよく掴めない本になっちゃってます。私の読解力のせいもあるとは思いますが…。
ところでこの本のユニークなところは、その「混沌」の方にも思いを馳せていることですね。
インターネット(Web2.0)時代、基本的にはどんな情報にもアクセスできるようになっていて、多すぎる情報は情報がないのと同義っていうくらい、これはもう「混沌」なわけです。
でもそこでデータマイニングの手法を知っていれば、「情報格差」どころではない、見つける者と見つけられる者の格差が生まれる、ということに著者は警鐘を発しています。
思えば個人情報…名簿や機密情報、Winnyなどを介してのあんなことやこんなこと、Nシステムや監視カメラの情報…。どこで何が取得されちゃってるかわからないけど、そこから「意味」を読みとろうとする悪意のヤカラがいたとしたら?
背筋が凍るような社会が、既に到来しているのです、ということに改めて気づかせてくれる辺りも含めて、変な本でした。 -
んー、数式を使わないとなんか薄っぺらくなる。
説得力がないと言うか、例題も苦しい例題だった。
最後は結局データマイニングについて何が言いたいのかまとまっていない。
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アナログにデータマイニングを行う手順を紹介する新書。
独特のユーモアある書きっぷりで、とっつきにくいデータマイニングについての初歩が学べた。
データから「何が読み取れるのか」という点と「そもそも読み取るにはどういったデータが必要なのか」という点がよく理解できる内容でした。
不得意な分野なので機会を見て再読したい。
https://twitter.com/prigt23/status/1057615655543857152 -
【要約】
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【ノート】
・「グーグル・アマゾン化する社会」の関連本宣伝で -
少ないデータから世界を知ろうとする統計分析であり、それ対して膨大なデータから従来分析できなかった世界を知ることができるようになったのがデータマイニングだとして、回帰分析、決定木、クラスタ分析、自己組織化マップ、連関規則、ニューラルネットなどを全く数式を使わないで説明する。本書は2006年の発表なので機械学習という言葉は全くでてきませんが、考え方は同じものが多々あります。以前はビッグデータ処理といわれていたことが最近では人工知能と称される理由がよく分かります。ビッグデータがバズワードで登場したのは2011年ごろだったので、2006年の出版当時はかなり先進的な本だったのではないでしょうか。ちなみにおむつとビールの話は本書に既に書かれてます。
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ざっくりとしたデータマイニング手法の説明。知識が浅い人には嬉しいかも。