非属の才能 (光文社新書)

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著者 : 山田玲司
  • 光文社 (2007年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034290

非属の才能 (光文社新書)の感想・レビュー・書評

  • 前向きにしてくれる

  • 知り合いに勧められて読んだのですが、引きこもり息子のいる私にはなかなかタイムリーでした。息子もちょっと変わっているので、将来大物になるであろうと期待してるんですが。ただ、後半、孤立することを勧める感じなのはどうかな?と思います。社会の作った普通に流されること無く、自分の人生を歩めることってすごいよね。と、改めて思わされる一冊。

  •  みんなと違う、自分らしい人生を送るためにはということについて書いた本。高度成長が終わり、もはや「群れることで幸せを感じられる」時代ではなくなったという認識の下、それなら周囲になじまず自分らしく生きるべき――そんな立論です。
     同感ができません。まあ、学術書ではないので論理の正確さはともかくとしても、今日のわが国の社会において、一般的に、みんなと同じことをするという意味で、群れることに幸せを感じられないとは到底思えないからです。それに、エジソンや尾崎豊や松本人志など、天才と呼ばれた人ないしは一線で活躍した人たちが「非属の才能」があったからといって、みんなそういう人たちではないですから、天才たちがこうであったから、みんなもそうだという論理展開には違和感を覚えました。非属の人もいれば、そうじゃない多数の人だっている。そういう社会でいいんじゃないかと思うのです。
     著者は本文で教養の大切さを説いているのですが、教養ある人なら、あるカテゴリに属さない人、この場合は「非属の才能」がない人のことですが、そうした人たちの生き方を否定するような考えは持たないのではないでしょうか。読みが浅いからなのかもしれないですけど、あまり読んでいて意味のあるものとは思いませんでした。

  • 最近読んだ本の中で、最も消化に時間がかかった本。
    何度も文章が頭に入り込んでくるまで噛み締めて読んだので、この一冊を読み終わるまでに1ヶ月ほどかかっている。

    中身を簡単に紹介するのであれば、「群れから外れて、本来の自分をあるがままに生きよう」というに尽きる。
    様々な分野の「非属な」人々にインタビューを繰り返す作者だからこそ得られた、tipsがそこここに散りばめられている。

    自分と向き合おうとする人にとっては、入門として気軽に読める一冊であろう

  • 共感できるけど、それは非属を正当化したいからだ。

  • 山田玲司2冊目。なかなか面白い視点の漫画家。
    フォトリーディング&高速リーディング。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    43:自分の師匠を勝手に作る。坂本龍馬や手塚治虫など。

    85:人生で自分が使えるエネルギーには限界がある。下らないことをしているのは浪費。下らない人、下らないテレビなどに時間を費やさない。

    108:時代を動かすようなものははじめは少数派。体勢を追っていては時代に乗れない。時代を追うだけ。

    115:ヴィレッジヴァンガード。面白い本や。

    146:手塚治虫のヒット率は2割。報われない努力を嘆かない。

    165:体勢にはまって自分の世界を閉じてしまった人々。結婚や就職で多くの人が閉じてしまう。

    176:心理学者の河合隼雄は「引きこもりはさなぎ」といった。ひょっとしたら日本のリバイバルの原動力になるかも。引きこもりは日本だけの現象デアルし・・・(私見)。

    220:人は自分を認めてくれる人を認めたがり、謙遜な人を褒める生き物。

  • 自分を見失ったり、悩みだしたら、いつでも読みたい本。人生のバイブルになりそう!

  • すごく刺激だが、本質を突いた作品。

    くすぶっているなら前に進もうということなのだろう。

  • たぶんほとんどの人は合わないタイプの感性だと思う。私は偶然にもフィーリングが合ったので、すごく面白かった。

  • 司書さんのオススメ本。
    考えかたは面白い。共感はできない。そんなエッセイ。

  • 非属でいるには?

    →自分という絶対的なブランドを信じ続ける自分力が大事
    興味ないを禁句にして、とりあえず手当たり次第に興味を持ってみる

  • そっち側の人間は少ない。そっち側の人間を支えているのは、実はそっち側じゃない人たち。そこに感謝しようと思う。
    これを読むってだけでそっち側の人だねって本。

    ただ群れをなすだけなら、その方が簡単だ。

  • このご時世によく見聞きする主張であり、今更目新しさを覚える内容ではないが、「非属」というキーワードを発明し、勢いとリズムのある文の中に、豊富な事例を盛り込んだのが、この著者の「非属の才能」であろう。
    ...と、斜に構えた感想を持ったけど「和をもって属さず」というフレーズは素直に良いと感じた。

  • 協調のフリをした同調圧力、
    三人寄れば場の空気‥

    実在したヒーローを心の師とする、

    親は、子供の“失敗”をどれだけ許せるか

    人生の定置網、王道は大渋滞

    人の話は聞かない
    その反面、興味を持つ姿勢

    ネットやテレビ、消費社会と距離をもつ
    読書で作家と対話

    文体はイマイチですが、率直な言葉が響きます。

    余談ですが、みうらじゅん氏、
    ゆるキャラ、マイブームの名付け親だそうです。

  • 一気読みしたけど、それができれば世話ねーよ感あり

  • この本を読んで救われる人はいると思います。
    自分は周りとは違うんだって、思いながら悶々と悩んだりする人には。
    あと、社会に出る前の学生の方に読んでもらいたい。こういう考え方もあることを知っておくと、視点が広がっていいのではないかと思います。

    私は自分って何なんだろうって思ってた時にこの本に出会って、元気づけられました。さすがに出来そうにはないというところもありましたが、生かせることはあると思いました。

    協調はしても同調しない。
    人間になりたいです。

  • 「才能というものは、”どこにも属せない感覚”のなかにこそある」

  • 同調さえしていければ無難に生きていける
    自分の価値観は自分の世代でおわり。子どもに強制しない
    負け知らずはだめ
    孤立は孤独ではない

  • 人と違っているのは素晴らしいこと、大いに結構だと思います。実際、作者もそれを苦に悩んでいる人を対象に、って書いてる訳だし、これを読んで助けられる人もきっといると思うし。人との付き合い方とか、新しいジャンルへの向き合い方とか、読んでて身につまされる思いがした部分も多々ありました。ただ、断定口調の多さがかなり気になってしまったのと、こういうタイプの書物において、作者側からゴシック体にされるの、イマイチ好きじゃないっす。教科書ならまだ分かるんだけど。そんな感じ。

  • 正確には★★★★★★
    解放された。

  • 皆と違うのは良い、個性を伸ばせ! 聞こえはいいが、実はこれこそ戦後民主主義の金科玉条ではなかったか? 実は「世界に一つだけの花」を「みんな」が合唱「しなければならない」新しいヤサシイファシズムが今の学校であるという状態に、この漫画家は無自覚だ。そして本書85ページ、典型的な戦後民主主義的文脈で特攻隊のことを一行で記述している。特攻隊の一人一人の生、個性、彼らが自身を超えて願ったものとその運命に対して、この著者の心には何もよぎるものはないらしい。モウスコシ、モノヲカンガエヨ。

  • おしゃれな表紙魅かれたのに、これだと普通。うーん、残念。

    学校はポジションの立ち位置を学ぶ場所と批判し、人と違うところがいかにいいかを書いている。
    おそらく非属が最も集まる場所は大学だろう。
    まぁまぁ面白いのだけれど、重複していてしつこい。
    でも、けっこういいこと言っている。

    ・「三人寄れば文殊の知恵」と言うが、それは自分の頭で考えることができる人間が集まった時の話で、「三人寄れば場の空気で」といったことのほうが多いのが現実だろう p.105

    ・場面が変われば、「無用の障害」は「有用な才能」としてもてはやされるかもしれないのだ p.113

    ・僕は、どちらかというと、引きこもりのことをバッシングする人間のほうが甘えているように思えてならない p.175

    筆者は非属を貫きながら、幸せに生きる人もいるという(例:さかなクン)。それは自立した個人でありながら、自我を出さず、協調性があることだという p.211

    地位や名誉という権力や財産がなくなってもそれでも必要としてもらえる人ってやはり魅力的で、そうなりたいと思う。

    最後にハッとさせられたものを紹介しておわりにしよう。

    人に認められないとか、友人に恵まれないと嘆いているあなた。
    あなたの話は相手を喜ばせるものですか?
    それとも、自分だけを喜ばせるものですか?

    (まっちー)

  • software design 2013/5月号にて紹介。

  • 面白かったー。ずっと抱えいたもやもやをズバリと言ってもらったという感じです。目指すべきは、「和を持って属さず」。今後も頑張ろう。

  • 大切なのは、すぐに生産性や順位などの結果を求めないことだ。
    まわりの言うことなど99%聞かなくていい、
    「自分が楽しいか?」とか、「何かいままでに感じたことのないことを感じるか?」といった感覚を大切にしてmお金にならなくても続けるべきであろう。
    群れの空気よりも自分自身を信じて、人の評価を無視して自分なりの努力を重ねていけば、いずれ自分の隠れていた才能がなんであるか分かるときがくるはずだ。
    そして、そのときはじめて、非属の扉はこじあけられるのだろう。

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