- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035099
感想・レビュー・書評
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地域ぐるみ、社会全体で恋愛を進めていく環境が大事なんだと思った。1世代違うだけで大分恋愛観が異なる。
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落ち着いた恋愛に対していろんな方面から見ていく本
いろんな分野からの考察があるんだけどなんか惹かれない。
数字とかのデータがなんか並べてるだけに見えるからだろうか。
なんか物足りなくて引き込まれない -
1970年代に見合い結婚→恋愛結婚にシフトした、というグラフの裏付けが面白かった。
ちょうどその時に、教育で心理主義・心の教育が始まったので、1970年代は社会学では大きな転換期なのだと分かった。
恋愛社会学・若者論の他の本でも同じような内容だろうけど、若者側にも寄り添ってくれるのであまりストレス無く読める。 -
京都女子大学図書館での請求番号は、「081/ko142/407」です。
晩婚化が問題となっている今日、もしかしたら原因は人々の結婚観の変化にあるのかもしれないと考えさせられる一冊でした。 -
『ホンマでっか?!TV』などで有名な著者が今時のキャリア女子と草食系男子と恋愛&結婚指南を説いた一冊。
豊富なデータを元に分析してるものの、それが社会的な問題なのか、それとも個人の資質によるものなのか、その辺がわかりにくい感じ。 -
本には二種類ある。一つは知らない事を教えてくれる本。もう一つは内容に共感を得る本である。本書は分けるとすれば共感を得る本である。
著者は恋愛と結婚は趣味化(してもしなくてもいい)したという。恋愛消費社会は崩壊し草食系男子やお嬢マンが増えていると言う。その主張は概ね正しいと思う。(細部では首を傾げる部分もある)
著者は処方箋としても「エコ恋愛婚」というものを称えている。しかし草食系にエコ恋愛というものが成り立つのであろうか?自らを省みても解決策としては物足りない気がした。 -
最近よく聞く「草食男子、肉食女子」という言葉。
その若者の恋愛観や今における男らしさや女らしさとは何かを書いている。
単なるインタビューに基づいて書いているのではなく、科学的なデータなども載せて著者の分析や考えが読める本。
以外に面白くよめました。 -
[ 内容 ]
買い物や日常生活で“エコ”を重視するいまどきの男女は、恋愛にもエコを求める。
無駄な告白はしない、余分なパワーは消費しない、交際してもどっぷりとはハマらない、むやみにセックスはしない。
―時代の必然である“エコ恋愛族”の増加は何を意味するのか?
男女ともに未婚の人生がレアケースでなくなった現代、“趣味”の領域に入った恋愛事情、結婚・離婚が不況と結びつく理由、草食系男子誕生の背景、恋愛の賞味期限、現代における男らしさと女らしさ、結婚の新しい形など、その実状に様々な角度から迫り、これからの男女のあり方を考える。
[ 目次 ]
第1章 趣味化した、恋愛と結婚―恋愛と結婚の意外な過去(ロストラブ―失われた恋愛感情 結婚は、してもしなくてもいい? 結婚システムの意外な歴史)
第2章 不況で愛する理由、フラれる理由―日本経済と変わりゆく恋愛市場(「山一ショック」と「負け犬論争」 離婚と不況の深い関係 恋愛消費の崩壊、草食系男子の誕生 恋愛意欲と景気)
第3章 恋愛が、なぜ3年しかもたないのか?―恋愛脳科学と恋愛心理学(恋愛の賞味期限 「運命の出会い」は来る?来ない? 「いい出会い」は意外な場所に 結婚の向き不向き)
第4章 萎える草食系男子・お嬢マン―オトメン増殖で「男らしさ」は死語(男らしさと女らしさ 愛より友情 エコエッチの真相 解き放たれる「男の呪縛」)
第5章 結婚と恋愛のグローバルな明日―「エコ恋愛」がもたらす、結婚の新たな未来(西欧諸国の影響 エコ恋愛は少子化を招く? カップル文化の利点 エコ恋愛と日本の未来)
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