キラークエスチョン (光文社新書 417)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035211

作品紹介・あらすじ

人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしている。この本は、そんな人たちを救う一冊になるはずだ。あるときを境に著者は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。些細なことだけど、そこを意識するだけで、相手と深くコミュニケーションがとれるようになったのだ。世の中には「しゃべること」が重要だというような風潮があるけれど、それはウソだ。自分の話ばかりで人の話を聞かない人間は確実に孤立していく。人は基本的に話を聞いていほしい生き物なのだから、つかむ話よりもつかむ質問、すなわち、相手の本音を引き出す「キラークエスチョン」を相手にぶつけるべきだろう。質問次第では相手の心にフックがかかり、固く閉じられていた心の扉が開く。

感想・レビュー・書評

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  • よき回答をする以前に、よき質問を褒めたたえましょう。

  • 他人に関心を持ちましょう。

  • 大したことは書かれていなかったのだけど、「10年後、あなたは何してると思いますか?」はいいなぁ。聞く人の年齢によっても全然違うだろうし、そこで聞かれた人も色々想像、考えるだろうな。
    しかし、人に聞くより、まず自分に聞いてみないとね。

  • 会話は、「何を話すか」ではなく、「何を聞くか」。
    様々なキラークエッションが、あなたの会話能力を高める。

    ・その服、どこで買ったんですか?
    ・昨日は、ちゃんと眠れましたか?
    ・好きな本を教えてください
    ・あなたの映画(○○)ベストスリーを教えてください
    ・あなたのお母さんは、どんな方?
    ・今までで、一番嬉しかった事(言葉)は?
    ・ところで、お腹すいてませんか?

    ・自分の子供は、どんな風に生きて欲しいですか?
    ・9-11の日、あなたは何をしていましたか?

    ・タイムマシンがあったら、どの時代に行きたい?
    ・目覚めたら、○○に、なっていたら、どうする?

    ・10年後、あなたは何をしていますか?
    ・牛を殺して、犬を殺さないのは、なぜですか?

    ・今日が、人生最後の日、何をしますか?
    ・神様が願いをひとつ叶えますが、何を望みますか
    そして、
    ・あなたは、なぜこの本を読んでいるのですか?




  • 具体的方法は、活用できる人が少ないと思う。(インタビューでしか使えなそうなセリフが多い)
    心構え的なものは使えるのでしょうが、ありきたりな印象。

  • 「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」

    時空を超えた遊びの会話

  • さくっと、読みやすい本。
    作者の等身大で書かれた文体が読みやすく、共感しやすかった。
    みんなに愛のある質問、したいとおもったし、自分にも問いかけていきたいと思った。
    大人についてのところが素敵だった。

  • 聞き上手は愛に生きている。そうそう、恋のはじめなどには素直に質問を投げかけている、あの感じだろう。「あなたに関心がありますよ」というまっさらな気持ち。

  • 会話は「なにを話すか」ではなく「何を聞くか」
    これで始まる。
    納得のいく内容であった。
    「9.11の日に何をしてましたか」
    「10年後は何をしてると思いますか」
    このように具体的な質問がシンプルに記載されている。

  • ――――――――――――――――――――――――――――――
    彼はよく女の子に家族の話を聞く。「お母さんは元気?」「弟はどうしてるの?」「おばあちゃんは最近どう?」など、およそ恋愛とは関係ないような地味な話だ。ところが、この手の話は女の人にとって実に重要なのだという。

    女の人にとって、「家族の話を聞ける人」は「自分のことをわかってくれる人」でもあるわけだ。特に母親は、女の人にとって自分の分身であり、友人でありライバルだったりする。ためしてみたらわかるけど、女の人は自分の母親の話をするのが大好きだ。49
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    忘れがちなことだけど、会話というのは質問と応答のくり返しで成立するものだ。そして質問は、相手に関心がないとできない。つまり会話とは、他者に興味関心のある者にしか本来できないものなのだ。 143
    ――――――――――――――――――――――――――――――

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著者プロフィール

マンガ家。1966年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒。小学生の頃から手塚治虫に私淑し、漫
画を描き続け、20 歳の時にコミックモーニングで漫画家としてデビュー。画業と絵本制
作をしながら描いた恋愛漫画『B バージン』(小学館)でブレイク。対談漫画『絶望に効く
クスリ』(小学館・光文社)や、本屋大賞【中2 賞】を受賞した『非属の才能』(光文社新書)
といった新書でも知られる。著書累計約530 万部。
今作は、五味太郎に師事した経験を経て、長年の夢だった「UMA がいる水族館に行く
こと」をかなえた一冊。

「2017年 『UMA水族館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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