敗戦と赤線 (光文社新書)

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著者 : 加藤政洋
  • 光文社 (2009年8月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035228

敗戦と赤線 (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 岐阜市の事がかなり載っている。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  赤線の誕生
    第2章  カフェー街としての赤線
    第3章  特飲街成立のミッシリングリンク~東京の事例から
    第4章  駅に近接する個室付浴場街~金津園(岐阜市)の来し方をたどって
    第5章  赤線でなく、青線、それが問題だ~国際園(岐阜市)の移転問題
    第6章  京花街の周辺文化~雇仲居と席貸(戦後編)
    第7章  戦後那覇の都市建設と「歓楽街」の設置問題

    <内容>
    戦後の赤線の成立や発展(昭和33年まで)の歴史を具体的な資料を基に考察したもの。前提となる知識が少なかったので、「そうなのか」くらいしか思えなかった。事実の分析に終始している。横須賀市立図書館

  • サブタイトルに”国策売春”という言葉があるように、国をあげて売春を続けていきやすい社会をつくってきたのではないか。

  • 赤線=公娼街、青線=私娼街と認識していた。しかし、公娼制度は戦後まもなく廃止されたため、赤線も青線も私娼街であり、自分の認識が間違っていたことを知った。
    この認識は、遊郭から発展?した=赤線、遊郭以外から発展した=青線と区分した岐阜県の考え方と同じ。

  • 26番乗り。かなり前に有隣堂書店にて購入。読了。いわゆる「新書」っぽい新書。著者が大学教授だから仕方ないのかも知れないが、過度に分析的な割には深みに欠ける。新書に分析や教えなどを期待していない私としては、もっとマニアックに具体的事象を集めて、エンタメ読み物的資料集に仕上げて欲しかった。それでも、世にあるほとんどの「新書」のように、文字面だけでごまかすことなく、図表も交えていた点は評価できる。ただ、その図表も最小限で、もう少し網羅的で解説に十分な量を有して欲しかった。テーマの着目点は良いので、私が調べ直したり図表増やしたり再構築したいくらい。本の解説書的な。(2011/12/4)

  • ちょっと分かりにくい文章で読むのに苦労した。戦後の赤線誕生は国策だった…というのは事実かもしれないが、だから許し難いというのは著者の意見に過ぎないのかと。

  • [ 内容 ]
    占領下で成立した赤線。
    けれどもその要因は、はたして「占領下」という特異な状況だけだったのだろうか。
    旧遊郭との関わりの有無を含め、赤線の起源、ならびにその成立事情を、あらためて考える。

    [ 目次 ]
    第1章 赤線の誕生
    第2章 カフェー街としての赤線
    第3章 特飲街成立のミッシングリンク―東京の事例から
    第4章 駅に近接する個室付浴場街―金津園(岐阜市)の来し方をたどって
    第5章 赤線ではなく青線、それが問題だ―国際園(岐阜市)の移転問題
    第6章 京花街の周辺文化―雇仲居と席貸(戦後編)
    第7章 戦後那覇の都市建設と「歓楽街」の設置問題

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • カフェーとか特殊飲食店とか、そういうのの違いを整理してくれているのに、結局わかりにくい。
    わかったのは、赤線は日本人の純潔を守るために政府の画策で置かれたものだったということだけ。。。
    あとは、沖縄栄町と岐阜の歓楽街ができた理由。一般論より、前記の2件のケーススタディという感じでした。
    当方研究者ではないので、もうちょっと一般論化してほしかったです。。。要は、煩雑でわかりにくかったです。

  • 敗戦後、占領軍から「一般の婦女子をまもるために防波堤を築く」べく組織されたRAA(特殊慰安施設協会)の話は有名。半年あまりでRAAは閉鎖されるものの、その後の赤線の誕生に大きく寄与したことは間違いない。
     しかし、だ。戦後の性風俗、とりわけ赤線に象徴されるような売春街の成り立ちを、占領軍との関わりの所産としてのみ捉えることは一面的でしかない。著者は、明治以降の西南の役、日清・日露戦争期を経て遊郭が「発展の道」を辿ってきたことに触れ、戦前からの連続性を指摘する。戦時中から設置されていた産業戦士慰安所などの経験が土壌となって、しっかりと占領下においても引き継がれていったというわけだ。
    戦前戦時の流れを踏まえて赤線を捉える視点が新鮮だった。戦争や軍と「性」が常に表裏一体であることの意味を、違った視点から気づかせてくれた。

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