- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035709
感想・レビュー・書評
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「2008年2月、日本で10年ぶりとなる宇宙飛行士の募集・選抜が行われた。本書は、この選抜試験の取材を日本で初めて許され、さらに候補者10人に絞られた最終試験で、その一部始終に密着することに成功したNHKの番組スタッフによるドキュメンタリー。10人の行動をつぶさに追いながら、宇宙という極限の状況下で自らの命を賭け、かつ他の乗組員の命をも預かる宇宙飛行士とはどういう職業なのか、その資質と人間力に迫る!【光文社新書】」
目次
第1章 選び抜かれた10人の“プロフェッショナル”たち(宇宙飛行士募集を待ち続けた963人 大きなリスクを負う覚悟 ほか)
第2章 “極限のストレス”に耐える力
(「宇宙=死の世界」と壁1枚の空間に生きる 再現された“宇宙の”ストレス環境 ほか)
第3章 “危機”を乗り越える力
(最終選抜で最大、最重要の課題 “感性”チームを陰で支えた白壁 ほか)
第4章 NASAで試される“覚悟”(舞台は日本からアメリカへ なぜNASAで試験するのか ほか)
第5章 宇宙飛行士はこうして選ばれた(宇宙飛行士を選ぶ採点方法 合否を決する「宇宙飛行士審査委員会」 ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙への強い憧れを原動力に様々な分野で活躍している人がいることを知れた。
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ラジオでお勧めに紹介されたので読み始めました。
宇宙兄弟は好きだったので、通じるものがあり一気に読んでしまいました。
何度か電車で感動し、途中涙しながら読了しました。期待を上回る面白さでした。
身に付けるもの、目指すもの、心に秘めるもの「人の器の大きさ」が言語化されていて、自分も勇気をもらいました。 -
宇宙兄弟から興味をもって読んでみたけれど、思っていた以上に面白かった。宇宙飛行士に求められる水準はハイレベルだけど、求められる能力自体は大なり小なり他の職業でも必要なものだと感じられた。
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ポジティブエネルギーが眩しい。
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とんでもないエリートたちのハイレベルな就活話なんだろう…という好奇心から読んだのに感動して涙が出そうになるとは思いませんでした。今年のJAXAの宇宙飛行士採用試験のニュース見て手に取りましたが、本書は前回の試験を取材した話です。
最終候補者の方々はみなすごい経歴を持ったスーパーマン&スーパーウーマンなのに、少年少女の時の夢を本気で追いかけ、熱い思いでまっすぐ突き進む姿は純真無垢。夢のきっかけを与えた恩師や支える家族など周囲の人間模様、選考でうまれた候補者同士の友情にはじーんとさせられました。この歳でこんなにまっすぐ追いかけられるような夢を持ってるってすごく羨ましい。
今回のニュースをみて「選考に残った人はどんなすごい人たちだろう?」「どんな試験なんだろう?」と少しでも気になった方はかなり面白いはずです。 -
宇宙兄弟でムッタが受けた試験と同じ内容でビックリ!登場人物の名前もどこかにている気がした。
パイロットに医者に自衛隊員などの超優秀な人がキャリアを捨ててでも挑戦する仕事ってすごいロマンがある。
自分の役割を的確に把握して「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」を発揮できる人材になりたいと思った。 -
ただ頭がいいだけではダメ。
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第95回アワヒニビブリオバトル「テスト」で紹介された本です。オンライン開催。
2023.1.14