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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
関係者必読。予防接種の作為過誤と不作為過誤の歴史やホメオパシー側の反予防接種の論理などよく整理されている。さすが岩田先生。関係者必読の「戦後行政の構造とディレンマ」「豚インフルエンザ事件と政策決断」二冊についてもしっかりと言及されている。個人的にはこれと並びで弘中弁護士の「安部英医師「薬害エイズ」事件の真実」も薦めたい。
周りがインフルエンザでバタバタと倒れていく中、慌てて読んだ本書。読み終わった頃には、みんな快復していたけれど…。 (^^; "予防接種は「効く」のか?" の答えは "効く" なんだけれども、話はそー単純ではないのだなぁ〜。 てっきり、医学的な効果について、素人にも分かるように説明してくれるのだろうと思って読んだら、効果や副作用ばかりでなく、世界の... 続きを読む »
以前、母里女史が書いた「インフルエンザワクチンは打たないで」という本を読んで、インフルエンザにはワクチンは効果が少ないということを知って驚いた記憶があります。効果がないので、義務教育を受けている子供には打たせないという予防接種法の改正まであったと書かれていたと思います。 このような本を読んでしまうと、予防接種はすべての病気に対して効果がないのではと思ってしまいそうになりますが、今回読んだ本は... 続きを読む »
感染症の権威としてわかりやすい本を書かれている岩田先生の本で、フォトリーディングしてサクッと読もうと思ったが、語り口が面白いこともあってついついジックリ読み込んでしまった。
この本は確かに『予防接種について』書かれた本であるが、その背景にある考え方、物事には両面性があり、複雑なことは複雑なまま、ありのままを捉える必要がある、といったような『考え方』を示した本でもある。
ワクチンの問題にとどまらず、現在の日本の問題の背景には、物事の一面だけを見て断罪し、徹底的にこき下ろす(政治が良い例)、といった未熟な考え方があると思う。自戒も込めて、複眼的・俯瞰的な思考が出来るようになりたいものだ、と思った。
ワクチンをめぐるいろいろを臨床医師が考える。効果と副作用をめぐる戦後日本ワクチン史も。筆者は,予防接種をめぐる単純化された報道を苦々しく思っている様子。 新聞・テレビは,予防接種の副作用被害をことさら強調したり,逆にワクチン導入の遅れを批判したりする。ワクチンは利益もあればリスクもあるのに,その比較考量をしないで,感情的な議論に終始する。政策もそれに大きく影響される。 筆者の観察によれば... 続きを読む »
物事を好き嫌いの感情でとらえるのは勝手だが、それをもとに議論しても何も進まない、というのがエッセンス。 できるだけ感情は除いて、除いて、その上で考えるようにしなければ。 これはワクチンのことだけでない。 さすがに大人になると「あの人は嫌いなのでハンタイです。」という人は(あまり)いないけれど、「あの人の意見はいかがなものでしょう。」と論理の皮をかぶった感情的な意見に陥ることはよくあるかも... 続きを読む »
「反対!」という人は激しく反対しがちな予防接種だが、本当のところは「効く」のか「効かない」のか。現場の医師の立場から平たくわかりやすく予防接種について解説する1冊。 予防接種に限らないが、議論以前に「賛成」「反対」の結論がまずありきで、理由は後付けのように感じることがある。信念を持ってそう思う人はまぁよいけれど、自分が決めかねている立場であるときに、ニュートラル/フェアな意見をどうやって手に... 続きを読む »
仕事柄、毎日、たくさんの生徒と接しているので、 インフルエンザの時期には、大変気を使います。 なので、ワクチンに関しては、とても人ごとではなく、 仕事に直結した問題でもあるので、 興味津々で読みました。 大変おもしろかったです。 特に、日本のワクチン制度は、GHQが軍隊的発想で作ったものなので、 副作用などに対する配慮が欠けた人権軽視的なものであるというあたり... 続きを読む »
医療だけが特別なため、絶対安心とか大丈夫っていうものでは無いことがよくわかった。当たり前の話しだが、ワクチンにも確率論は適用されるのだ。どのように捉え、どのように運用するかは我々が正しい知識をもって決めていくものなんだ。
因にもやしもんの件は良かった。日本のマンガのレベルって本当に高くなってきていることを改めて実感。
どうして予防接種が漠然と不安なのかを教えてくれる良書。情報公開のあり方やリスクの取り方についての本としても面白い。幼児的思考停止に陥らないよう是非読むべき本。
予防接種の歴史、背景や数値を含め、どのように考えるか判断の基準を再度勉強した感じがする。
単に、副反応が怖いからや義務だからという観点だけではなく総合的に判断するというのが重要なのだと思った
客観的に、ワクチンの歴史・国内での扱われ方・米国での取り扱われ方を紹介するという、ワクチンの「好悪」の部分と「正邪」の部分を切り離すことに、エネルギーを費やされた本。後は、読者が判断してよ、と。
本旨ではないが、優れた医師が持つ実際的な心理学的見識の高さ(恐らく、臨床心理学への発展のために身につけておられるのだろう)が、書籍の各論においてこの筆者からも垣間見られ、その点も楽しんで読めた。
本の帯にある内田樹の推薦文はちょっとずれている。しかし、だからと言って本書の価値が下がるわけでは全くない。私はこの本によって、適切な予防接種リテラシーを得ることが出来たのだから。 医学とりわけワクチンの功罪ある歴史からひもとき、世の迷妄を正してくれている。ネット上で出回っているワクチンに対する誤解は、ほぼこの本で解消できる。★5つにできなかったのは、新書では仕方ないのかもしれないが、新旧のワ... 続きを読む »
親として、昨今のHibや肺炎球菌、ポリオの生ワクチンなど、 予防接種について気になる話題が多い。 そんな予防接種の位置づけを理解する一冊。 現在の予防接種の大半は、 「打たなくても殆どの人がその病気にはならない」 というものもある。同時に、 「打っても殆どの人は何も(副作用が)起こらない」 また、 「打ってもその病気にかかってしまう」 ことも稀にあるが。 (例:インフルエン... 続きを読む »
山陽新聞2011.02.24夕刊「そと読み2冊」佐藤淳子・文より。
予防接種をしましょうという啓発本ではなく、自ら判断できるようワクチンについて解説してくれるものだということです。
ポリオ予防のニュースが気になって、子供に予防接種をどう受けさせようか考えるためにいくつかの関連書の一冊として購入。
現代医療と予防接種の歴史、予防接種政策が大成功したケース、大きな事故や失敗事例とその原因・考察などをベースに、メリット・デメリットを説く本です。雑誌やネットで予防接種は受けさせない方がいいという記事を目にして接種に不信感を持ってしまった人向けですが、実際に現行のそれぞれの接種にリスクがどれだけあるかなどは言及が少ないと感じました。予防接種自体の不安感を軽減できる材料は沢山盛り込まれています。
インフルエンザについては、前橋レポート以降の研究を紹介して、集団予防効果について述べています。チメロサールと自閉症については、ネットで乳児期全体での暴露量についての文章を見かけていたので、もう少し深い調査があればなぁと思いました。
予防接種やワクチン嫌いに対してちゃんと向きあった現時点での調査結果を記している一冊。
ということはタイトル通りなのですが、著者の考えがものすごく共感を覚えた一冊。
ワクチンにしろなんにしろ、「◯◯に書いてあった」とか、「××さんがこういった」とかでそれ以上考えることをしない、いわゆる思考停止状態を断固拒否して、現実に向き合っている姿が素晴らしい。
結局、ワクチン嫌いを治すことを目的としていなくて、どうしてワクチン嫌いとなったのかを考えることに集中している。そこが素晴らしい。
抑制的な、でも情熱の溢れる文章。
エビデンスを明示して、慎重な立場ながら丁寧な論証。
難しいことをわかりやすく。
単に噛み砕くのではなく、丁寧な思考過程を理解させる。
岩田健太郎先生の書籍。
「予防接種は安全か」の内容が古くなった今、日本人の手による予防接種本では、最高のものではないでしょうか。
ポリオ生ワクチン緊急輸入、副作用、前橋レポートなど、よくぞわかりやすくまとめて下さった、という内容です。
新型インフルエンザの検疫騒ぎについて記載があれば良かったと思います。
予防接種について研究結果、統計などの事実を提示し、考え方を伝える本。 日本やアメリカで行われてきた予防接種の多々の事例を紹介しながら、予防接種に対する考え方を伝える。 予防接種を受けることで、受けた自身だけではなく、その人がいる集団の疾病も予防することが出来る、という話などがある。 予防接種についての詳細は読めばわかるが、本書ではそれ以上に伝えたいことがあるように感じた。 ... 続きを読む »
仕事で役に立つと思う。集団を守る公衆衛生か。時代とともに感染症も変遷する、適度に見直す時期と法整備関連が必要。

現行のワクチン制度に至るまでの日本とアメリカの流れや相違点、現在の日本のワクチンを取り巻く状況がどのようにして作られたか、など歴史的な背景に関して。
また、ワクチンは決して白か黒か、というものではな...





