江と戦国と大河 (光文社新書 500)

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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036034

作品紹介・あらすじ

江の生きた時代を史実とフィクションから掘り下げる、NHK大河ドラマ『江-姫たちの戦国』がより面白くなる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • NHK大河ドラマ「江」放送当時に読みました。その前の「坂本龍馬」は全然見なかったのですが、「江」は便乗本まで買ってしまいました。まあ「大河ドラマを10倍楽しむ」一冊というやつです。
    books197

  • 研究者の書いた本には基本的に☆をつけないことにしてるのだけど、これはとても面白かったので例外で。
    この本に繰り返しかかれているように、大河ドラマのホームドラマ化には私も反対!

    この続編?になる「平清盛」版も読んでみたいです。

  • 大河ドラマ観賞歴40年の著者が放映開始直前に書いたものらしいが、シナリオを知っていたのか当時から「それいけ江ちゃん大活躍!」的なドラマになる事を危惧していた感はある。 
    しかし登場人物の女性が度々口にする「私は戦が嫌いです」云々については、”乱世を嘆くのは当事者ではなく現在の書き手読み手”には納得、たとえ過去の大河のように無難な脚本で描いたとしても、あくまでも現代人の感覚のフィルターを通してしか戦国を見ていないわけで、バッシングも多いらしいが今年の大河もこれはこれでアリなのではないかと緩く再確認。

  • 『大河ドラマ入門』的なエッセイだった。やっぱ最近のホームドラマ的大河ドラマ(江はさらにひどいことになっている)に苦言が出るのはしょうがないなあ。

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著者プロフィール

1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史。『儒教の歴史』(山川出版社、2017年)、『近代日本の陽明学』(講談社、2006年)、『宋学の形成と展開』(創文社、1999年)、『中国近世における礼の言説』(東京大学出版会、1996年)、『中国思想史』(共著、東京大学出版会、2007年)、ほか。

「2021年 『東アジアの尊厳概念』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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