子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036188

感想・レビュー・書評

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  • ソーシャルスキルトレーニング
    認知、感情、行動を変える

  • 10歳の壁という言葉をよく目にするが
    実際のところどのようなことか分からなかった

    9.10歳の子どもは
    どのようなことを考えているのかを
    理解するきっかけの一冊になったように思う

    前半はなかなか読み進めても頭に入りにくかったが
    後半には具体例も書かれており
    分かりやすかった。

    4.5歳の同じことを何度も繰り返す行動は、
    繰り返しの行動の中から
    ものの因果や時間の前後、さまざまな法則性を
    感じとるような力を身につけていると書かれてあり
    なるほどと感じた

  • ちょうど子供の年齢が10歳なので参考に読みました。
    ちまたにあふれる、「10歳までに何々しなくてはいけない」とあおる感じではなく、発達心理学の面から丁寧にその年齢がどういう状態なのかを解説。参考になった。

  • 図書館で借りて読み。

    本文中に(笑)が使われていたのが気になって仕方なかった…。
    「壁」ではなく、飛躍するチャンスととらえる前向きな考えや、子どもたちへの温かい目線なんかは筆者の人柄が出てきて好ましく思ったり。
    「10歳の壁」の由来がわかったり。

  • 来年度から教師になる上で読了。
    教育心理学の観点から、わかりやすく「10歳」という大まかな年齢について、わかりやすく記述してある本だと思う。

  • 今読んでるさ

  • 9、10歳でできること、できないこと。

  • ソーシャルスキルトレーニングの部分に関してはもう少し読みたかった感じ。教育心理学の読みやすい本。

  • 子供が発達の段階に応じて身につけておきたいソーシャルスキル。最近は親自体のスキルがなくて、教育できていないという背景も多いという。
    この手の話は親の精神論として語られることが多いが、この本は心理学者が長年研究しデータを元に解説していてわかりやすい。子供の問題を語る時に「性格のせいにしない」と的を得ていて納得。

    本来は多様な人に囲まれて揉まれて社会性を身につけていくべきなんでしょうけどね。

著者プロフィール

渡辺 弥生(わたなべ・やよい)
大阪府に生まれる。現在 法政大学文学部教授(教育学博士)
〈主著・論文〉
『幼児・児童における分配の公正さに関する研究』1992年 風間書房
『子どもの10 歳の壁とは何か? 乗り越えるための発達心理学』光文社 2011年
『感情の正体――発達心理学で気持ちをマネジメントする』ちくま書房 2019年
『発達心理学』心理学と仕事シリーズ5 巻 北大路書房 2017年(共編著)など

「2020年 『モラルを育む〈理想〉の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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