上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)
- 光文社 (2011年10月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334036478
感想・レビュー・書評
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六章がかなり肝。団塊世代の連帯作法がなあるほどと。ぽえたんがなんか魅力的に見えてきた。あと専門書であたまが疲れたときは対談ものにかぎる
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新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、3階開架 請求記号:369.26//U45 -
タイトルはこうだが、全てが全て介護についての話題ではない。将来の日本に対して多くの人が抱えるている不安について幅広く語られていた。
年金問題なんかは特に自分でも不安に思っていることの1つで、若いうちにお金を納めても老後に自分のところに同額返ってくる保証がないなんて理不尽だ、と思っていたが、結局はすべての世代が何かしらそれぞれに不利になる社会システムに苛まれてきたわけで、しょうがないことなのかな、と思ってしまった。しかしここで諦めてはいけなく、既存の社会のあり方を変えていこうと少しでも動くことが重要だと解いてくれてるあたりに希望の光が見える。
メインの介護に関しては、親と話すこと。これに尽きることを力説され、父親と仲が良くない自分には心に響いた。
介護や保険、年金の問題は避けては通れない道なのでしっかりその構造を学び、その穴を探すべきだなと思わせてくれた一冊。
対談形式なのでとても読みやすい。
上野さんはけっこうツボかもしれない。 -
2人とも言ってることも言い方もきついけど本質的な話してるなー介護について全然しらんかった。勉強なった。
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古市さんと同じ世代として、初歩的なところから色々と知ることができてありがたかったです。ふむふむと読み、後半は上野先生からの宿題にキリッとさせられ。
フェミニズムは、失敗だった的なことを最近よく耳にするけどひとつの「流れ」として学ぶべきものはたくさんある!と感じてちょっぴり気合入れられました。なーんて。 -
ものすごく「やられた」感があるのになんとなく清々しい感じ。相当絶望的なことが語られているのにキリッと前を向きたくなる感じ。
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「おひとりさまの老後」を読んだとき、作者(上野千鶴子)への印象は、既得権に対する最悪の居直りに写りました。
でも、この本を読んでみたところ、その印象は変わりました。
団塊世代の両親にも読ませてあげたい。
(私と同じ団塊ジュニアの多くも読むべきと感じました)