ルネサンス 歴史と芸術の物語 (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036911

感想・レビュー・書評

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  • ルネサンスとは何だったのか?その時代背景と根底に流れる思想がえがかれているところがおもしろい。古代復興というがなんで古代を復興したの?っていうところまでつっこんで解釈をしている。読み応えあり!!

  • 「恋する西洋美術史」「西洋美術史入門」と、大変読みやすく勉強になる作品を出している著者。今回も読者の心をぎゅっと掴む、分かりやすい、図版が多い、豆知識満載の3拍子揃った良本だった。

    美術史が専門の著者だが、本書は、歴史により重点を置いて書かれている。なので、ルネサンス期の大まかな歴史の流れを復習できて良い。また、カラーで引用の絵画や建築がそのページに掲載されているので、非常に読みやすい。

    思えば、美術史家とは、歴史家よりも奥が深い気がする。美術のことに加え、その時代の背景、流行、文化、思想、建築、神話や文学など、網羅する範囲は幅広い。この知識の幅広さが、美術史家の本に奥行きを持たせ、読む者を惹きこむのかもしれない。

    美術を知らない人でもきっと熱中して読んでしまうであろう一冊。大変おすすめ。

著者プロフィール

1967年生まれ。広島県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。東京造形大学教授。著書に『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』『残酷美術史』など多数。

「2020年 『仁義なき聖書美術【新約篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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