一生食いっぱぐれないための エンジニアの仕事術 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334037161

作品紹介・あらすじ

どのようにしてエンジニアの基礎をつくるか、エンジニアがプロとして仕事にどう向き合うか。先輩エンジニアが次世代に贈るプロとして生きていくためのヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 各章のタイトルは非常にいいのですが、内容はややポイントが絞られていない感があり、残念。
    タイトルとしては、エンジニアはやりがいがある、基礎が大事、プロ意識が必要、日々レベルアップが必要、想像力と創造力が必要、といった感じ。
    書いている内容と例示として上げている部分に若干の乖離を感じます。

    ちょうど最高裁判所裁判官国民審査でしたが「ウィニー作成者無罪判決」の裁判官が対象になっていました。個人的には、少なくともソフトウェア作成者(エンジニア)として、きちんと自分の創ったものに責任を取るべきだと思うのですが。
    ちなみに著者紹介には大学修士課程修了からの記載しかありませんが、本文にいきなり生年があり、それなら著者紹介に入れるべきでは?と思います。

  • できる人が意識してやってきた事を知ったからと言ってそんなにためにはなるもんでもないですよね。

  • 新社会人におすすめです。
    「More active, more free」という言葉が気に入りました。

  • これも先に読んだ営業の本と似てて社会人としてのマナー、プラスエンジニアとしての特化事項が書かれてた。
    第4章はここ最近のアップルとかソニーの歴史みたいなのがのってた。

  • エンジニアなので読んでみた。私はエンジニアではあるものの、著者とは分野がぜんぜん違うため、専門的な部分は全て飛ばして読んだ。本書を理解するのに必要なポイントと言うわけでもないから。
    エンジニアだからというかどちらかというと、一般的な仕事術だと感じた。

  • ・サラリーマン、発明家、研究者の3つの顔を持つ

    ・まずは、会社の利益になる技術、製品を開発すればサラリーマンとしては合格
    ・開発した技術に関して、特許を抑えることで、発明家の顔にもなり、個人のメリットもある
    ・広い範囲での厚みのあるデータがとれれば、研究論文を書いて学会で発表できる。論文は、製品の信頼性を上げることができ、会社にとっても、個人にとってもメリットは大きい

  • これからエンジニアを目指す人のための本でした。綺麗ごとだけでなく、会社での立ち振る舞い方や組織での処世術などもエンジニアろいう視点で書いてある。その内容が結構新鮮で面白かった。

  • なぜかピンと来なかったです

  • 学生や新入社員がターゲット?なので特に新鮮な内容は無し。まとめると「エンジニアは,世の中の役にたつ新しい技術や製品を開発する発明家であり,論理的な思考を地道に積み重ねる思索家であり,新しい価値観や市場を生み出す開拓者であり,自分がつくったモノに対して責任を負う最高責任者」というやりがいのある仕事だが,報酬は少ない…

  • とても的を得ているが、あまりにも基本的すぎる、当たり前な内容がほとんどだった。新入社員の頃なら参考になったかもしれないが、今更読むほどのものでもなかった。

  • 1人でエンジニアとして自立するためのノウハウを筆者の経験談や歴史的なエンジニアの偉業から学ぼうという本です.昔ながらの会社組織の一員としてなのか,近年流行りの産業界のプロとしてなのか,一匹狼の職人としてなのかは読者に任されています.
    エンジニアで経営者を目指している人には,もっと別の視点も必要でしょう.
    ただ,日本の教育と,ビジネスと,社会システムが,互いにマッチしていないという意見も書いてありました.日本に住む私達が,自分たちのための社会を仕組みからつくっていかなければいけないということは,間違いないようです.
    そのために必要な役割の1つがエンジニアだとそういうことでしょう.

  • エンジニアになりたい学生が読む本だと思います。エンジニアというか社会人に基本的な事が書かれています。
    ITエンジニアの自分にとっては、内容が若干古いというか、物足りなかったです。

    メモ
    ・フェールセーフとフールセーフ
    ・3手先を読む

  • エンジニアの仕事について書かれた本をあまり見つけられない中で目に入った本。文章の作り方も論理的で道筋が立ったものであった。今年からエンジニアの仲間入りをした自分にとっては一つの指針となった。「エンジニアは人間の利益になるように工学を応用する―」人の役に立つためにエンジニアになった。もっと考えたい。

  • 構成が良くてスラスラ読めたけど、ほとんど印象に残らず。

    エンジニアが生き残る方法の結論が「誰にも真似できないものをつくること」なのは正しいのかどうなのか、まだ自分には判断できないなー。少なくとも日本のものづくりの課題については客観的な分析をしているようだったけれど(何様

    研究開発のしごとにイメージが湧いたのはよかった。

  •  著者も書いているように若い人向けの本ですが、50歳代にとっても勉強になります。答えのない問題を解いていくときに、自分自身のどんな蓄積が、また周囲の人のどのような支援が、それぞれ力を発揮するのか、といったことが書いてあります。職場の若い人たちに接する上で、大事なことが書いてあります。
     過去のエンジニアの生き方の事例がたくさん載っていて、それらも参考になります。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授、工学博士。1947年 東京都に生まれる。慶應義塾大学工学部卒業、慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。日立製作所中央研究所主任研究員、慶應義塾大学助教授・教授などを歴任。

「2003年 『工科系 量子力学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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