一生好きなことをして暮らすための 「不労所得」のつくり方 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334037291

作品紹介・あらすじ

本書では、おもにサラリーマンの方に向けて、著者がどのようにして「不労所得」を得ているか、そのノウハウを明かしていきます。それを自分のものにするためにも、まずは、「不労所得=悪」という考えを根本から捨て去ることが必要です。それが、本当に自由で豊かな人生を手に入れる第一歩なのです。

感想・レビュー・書評

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    吉川英一(よしかわえいいち)
    1957年生まれ。富山県在住の個人投資家。年収360万円から低位株投資で資金を貯めて、アパート経営を開始。株と不動産で増やした資産は約2億円超。マネー誌などで指南役として活躍中。著書に『一生お金に困らない個人投資家という生き方』『年に1度は大噴火! 2倍、3倍当たり前!! 低位株必勝ガイド』『億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!』『坪30万円からできる デザイナーズ・アパート経営』(以上、ダイヤモンド社)など多数。


    しかし、多くの人は子どもの頃から、「お金は汗水たらして働いて得るもの」という教育を受けてきているので、口に出して「不労所得がいい」と答えることには、後ろめたさがともないます。

    見方を変えれば、会社というところは、お金をもらいながらいろいろなことが学べる素晴らしい場所です。業務を通じて得た知識が、リタイア後に役立つことは結構ありますし、何より忍耐力が身につきます(笑)。また、日々の辛い仕事をともに耐えてきた同僚との人間関係は、リタイア後の大きな財産になります。  ですから、 しばらくは会社に食べさせてもらいながら、ぜひ自力で不労所得を得るための準備を整えてください。 会社をそんな目的で利用すると、朝出勤するときも、もう少しニコニコできると思います。

    次の章から、私が実際にどのように不労所得を得ているかということを少しずつお話ししていくのですが、最初にお断りしておくと、そのしくみを確立するまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。とくに、第6章でお話しするデイトレードの場合、日々試行錯誤の連続で、最初の1年くらいは損失で精神的にもたいへん辛い思いをしました。だからこそ、1か月の収支がプラスに転じ、それが持続するようになったときは、何物にも代えがたい喜びがありました。

    物事がひとつうまくいくと、不思議と他のことも次々にうまく回り始めます。そして、周りでもいいことが起こり始めます。こう書くとうさん臭い宗教本のようですが、私の実感としてこのことは断言できます。みなさんもこれまでの人生の中で、多かれ少なかれ私と同じことを感じるときがあったのではないでしょうか。

     そうなるためにも、 まずは行動を起こすことです。 動かなければ何も始まりません。そして、苦しかったり、辛くなったりしたときでも、「あきらめようよ」「今のままでいいよ」という心のささやきには耳を貸さないことです。私も辛いときは、これらのささやきに負けそうでしたが、それを封じ込めてがんばった結果、何とか勝ちを続けられるようになりました。  これからの人生を思いきり楽しむためにも、まずは勇気を出して、最初の一歩を踏み出してみてください。

    ちょっと前にうれしいことがありました。2008年にいっしょにホノルルマラソンを走った前の職場の同僚のAさんが、去年(2012年)8月末で無事リタイアすることになったのです。以前は同じ職場で机を並べていた仲間ですので、何だか自分のことのようにうれしい気持ちがしました。  Aさんとは、ホノルルマラソンを走る2年前にもいっしょにハワイに行ったのですが、そのときホノルルのシェラトンのプールサイドでブルーハワイを飲みながら、会社からの「大脱走計画」について語り合いました。2人で一致した意見は、「 このまま会社にいたら殺される!」(笑)。

    私の周りには、年収300万円に満たなかったにもかかわらず、地道に貯金をしてアパートを取得し、年間600万円以上(キャッシュフローで)の不労所得を得るようになった人もいます。まじめにコツコツ貯金していれば、投資の世界ではこんなことがかんたんに起きてしまうのです。  不動産投資ブログ「高卒・製造業が一番金持ち!」を書いているハンドルネーム「大日本 ☆ 越中ふんどし王子202」こと「フン様」もそのひとりです。「フン様」は高校生のときすでに『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでいたというから驚きです。

  • 地方のアパート買いたいなぁ

  • お金を貯めること、つくることにあまり興味がなかったんだけど、不労所得いいなあと思いつつ、これがまた興味ないもんだから不労で不労所得を得るに到達できないものかとムシのいいことを考えている。そんな頭のモードを切り替えるためにもと敬遠ジャンルのこの本を読んでみた。
    主には賃貸アパート経営と後半で少し株の売買のこと。思ったよりとっつきやすく、あまり熟読しなかったせいもあるけどサラサラ読めた。スキルのことだけでなくマインドのこともいろいろ書いてあったのがよかったのかな。
    不労所得で暮らしてる人っていうと、拝金主義の成金のような人(こういう固定観念がよくないのだ!)をイメージしちゃうんだけど、富山で長らくサラリーマンしていた人がコツコツ手を広げて到達した不労所得生活という手の届きそうな実践例で好印象。
    まあ、とにかく不労所得生活だって楽になれるものではなく、努力と意志が必要なのだという認識を高めることができたということで。

  • 古今東西財をなすなら不動産賃貸業か株式投資だと再確認。
    ふんどし王子とか加藤ひろゆき氏と繋がってる方だったんだなーと。不動産賃貸業に興味があるなら、誰もが知る有名人の名前がちらほら。

    日経225先物をみる
    損切りはその日のうちに
    2年かけて1000トレードをこなした辺りから勝率が上がった→なるほど。

  • 基本的に不動産投資に向けた本、情報は少し古いが、基本的な考え方は理解できる

  • 散歩、ダイビングやマラソン、時間とお金に縛られない自由な生活。エリートといわれる大手会社に転職したものの、差別的な待遇、苛酷で屈辱的な奴隷労働、48歳でリタイアして自由の身になり、株とアパートを買って働かなくても暮らしていけるようになった。

    会社が如何に酷いところかでスタートしますが、メインの内容は不動産投資の実践的ノウハウ。同じ労働でも、働かされるのと自分の経営のためのとは、全然違うってことなのでしょう。

  • 主に不動産のこと。デイトレのことも少し。

  • 19年12冊目。6/10点。

    ざっくり言うと大家さん収入と株について語っているよくある系。良い点としては割と内容が具体的かつ、体験に基づいているんだろうなぁという内容が多い。
    悪い点というか、ぱっとしない点としては、まぁありきたり。ごく普通。ピンとくるところが乏しい。

    株、不動産ともに自動化出来ないかなという事が頭をよぎったので試してみようと思う。

  • タイトルだけ。低レベル。

  • 不動産とデイトレードについて
    ★不動産については簡単に出来そうに書いているが、大切な借り入れの審査についてはあまり書いていない
    ★デイトレードについては一部上場企業に対して行うのはとても難しいはずで(大きなお金が入ってくるから)簡単ではない

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著者プロフィール

吉川英一(よしかわ・えいいち)
1957年生まれ。富山県在住の個人投資家。年収360万円から低位株投資で資金を貯めて、アパート経営を開始。株と不動産で増やした資産は約2億円超。マネー誌などで指南役として活躍中。著書に『年収360万円から資産1億3000万円を築く法』『低位株で株倍々!』『不動産投資で資産倍々!会社バイバイ♪』『年に1度は大噴火! 2倍、3倍当たり前!! 低位株必勝ガイド』『億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!』『一生お金に困らない個人投資家という生き方』『低位株待ち伏せ投資』『人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!』(ダイヤモンド社)、『一生好きなことをして暮らすための「不労所得」のつくり方』(光文社新書)などがある。


「2020年 『サラリーマンを辞めて月100万円で楽しく過ごす 働かないという生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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