- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334037741
感想・レビュー・書評
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学生、大学、企業、就活協定、就活ビジネスなど多面的な視点で面白かった
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30分ほどで流し読み。就活には答えはないという答えをいただいた。
こんなレビューを書く自分はきっと「ななめ45度のあまちゃん大二病」にしか映らないんだろうなぁ笑 -
中々歯切れが良くて面白い。就活ネタは社会人になっても興味深いもんだと改めて実感。大正時代から就活絡みの話はあったんだと知ったのが一番印象的だった。
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2013年度【請求記号】377.9/I【資料ID】91133580【配置場所】工大君に薦める
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筆者が冗談っぽいスタンスで書いているところが目について、読みづらかった。なんとも得体の知れないひとやなぁ。
やっぱり、大学生が身の丈にあった就活をできていないことが問題かなと、差し当たっていまはそう思っている。 -
インターネット主体になった現在の就活を風刺しながら、就活に必要な知識、スキルを軽いタッチで描いている。私が学生だった頃は、三年生になると会社案内がどこからともなく届いて、はがきでエントリーするといった形態が主流であったが、今や、インターネットでエントリーシートを作成するという手法に移行している。手軽になった反面、記念受験的な側面も増えており、企業の側もさばくのが大変なのだろう。学歴不問とも言いながらも、大学名でフィルタをかける選考方法も致し方のないことなのかもしれない。
学生は大学入試までの選考と同様、落ちるのは自分の力が足りない、と思ってしまう面もあると思うが、企業の採用は基本的にマッチングによってなされるので、この企業にとっては欲しい人材であっても、別の企業ではそうではない、と言ったことが往々にしてありうる。粘り強く活動して欲しい。
また、就活を通して自分を見つめ直し、仕事を通してどう社会貢献したいのかを考えて欲しい。そうすれば安易な大企業志向が見直されていくのではないかと思う。
自分を見つめなおすってことは、逆に見つめなおす自分が存在することが前提である。学生のうちに好き嫌い、やりたいやりたくないの枠を超えて、いろいろなことに経験しておくことは、必須なのではないかと強く感じた。 -
就活のシステムの本当のことや、学生目線、人事目線の就活の話が具体的に書いてあった。
私も学歴コンプレックスがあるから、学歴の壁の話も参考になった。 -
≪目次≫
第1章 就活にあたふたする学生
第2章 反就職学講座ーイケてない学生でも、就活前に
第3章 就活後ろ倒しでどうなる?-就活協定のトホホな歴史
第4章 ナデシコ学生は日本企業を変えられるのか?-女子学生就活 事情
第5章 グローバルな人材と就職予備校の間で揺れる大学
第6章 学生にこそ、バカヤローと言いたいー企業側の言い分
第7章 岐路に立つ就職情報ビジネス
≪内容≫
第2章が面白かった。著者はこういう部分をもっと出すと面白いのにな…。 -
ちょうど20年前の今ごろは、就活の準備をしていた。
いや、「就活」という言葉は当時まだなかったので、「就職活動の準備」、といわねばなるまい。
当時とは就活の時期も進め方ももちろん変わってしまっているけれど、学生の根本的な気質はそれほど変わっていないのでは? と、この本を読んで感じた。
ネットのおかげで便利にも窮屈にもなっているのは、就活も日常生活も同じこと。ありきたりだが、「自分なりの距離感や上手な付き合い方」をいち早く見出した者が、現在の就活をうまく乗り切るのだろうと思う。