なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)
- 光文社 (2014年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334037833
感想・レビュー・書評
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この方のブログ、しりませんでした。
確かに一日に何十件も、バカとか死ねとか
書き込みあると、きついだろうな。
それを逆手に自分のモチベーションとした
著者の心意気を書いた一冊。
プロブロガーをあまりよく思っていなかったけど
一日の大半をブログ活動に費やす姿勢は
立派(もっともこれが職業だから当たり前だけど)と
思いました。
ただやはり、
「いいたいことが言える地位を築く」
至極もっとも。そのために、自分を変えましょうは
やはり全国共通の認識。
そこまで行くことが、問題だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「武器としての書く技術」に続いて著者の作品を読むのは2度目。
やはりコレも面白い。本書は著者の学生時代の事も書かれており興味深かった。
炎上は悪い事ではなく寧ろススメている所や情報を発信する時は曖昧な物言いより断定した方がよく、嫌われるのを怖れず、自由に書いた方が良いなど考えさせられる事盛り沢山の内容。
圧倒的な時間を割き、努力をしてきたからこそ自分の位置を確保してきた事等とても興味深かった。美辞麗句で飾らず本心をそのまま本にした作品という印象。
上記の本に続いてかなりオススメです。
他の作品も読んでみたくなる内容。。 -
想像していた内容と違っていい意味で裏切られた。
炎上に対してこんな見方もできるのか、と思った。
内容も深く、筆者はよく物事を考えてるのだろう。 -
炎上を経験した筆者が考える炎上の意味とそうなったときの心構えの本。
炎上した内容は1年後には社会の流れになっていることがある。
成功するかしないかはその人が時間をかけてやっているかどうかが大きく左右する。 -
正直、期待してなかったけど、いい内容でした。
圧倒的に時間をかける、情熱を持つ、試行錯誤のしながら効率化する、誰もやらない事を探す、人と違った感覚を持って炎上する事を恐れない、我執をすてる。 -
寝る時間以外のすべての時間を仕事に使う。そうすればほぼ確実に成功する。
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年間5百万円稼ぐブログの書き方についてはあまり描かれていない。どちらかといえば炎上しても気にしない気持ちの持ち方が描かれている。
筆者のいう圧倒的立場というのを待つのが大変だなと感じた。 -
「旗を立てて生きる」「年収150万円で僕らは自由に生きていく」に続いて読んでみた本。やっぱりイケダさんの文章は面白く、はっきりとした持論を展開しており刺激的で心地よい。正直、こんなに面白い人がどうして炎上?叩かれるの?と思ってしまう。
普段私たちは「空気を読む」ことを重要視し、その傾向が強まっているように感じる。しかし本書は「空気なんて読まなくていい」。その思いを通し、炎上を通し、残るのは本当に味方でいてくれる人だと。
炎上は必ずしも悪いことではない。むしろ良い方向に大きく転換できるもの。
確かにな、と思ったのは、「ネット上でもリアルの世界でも、本心では褒めたいと思いながら、発信や発言の場で絶賛を避けた経験がないか?」というもの。本当にその通りで、自分では褒めたいと思うことでも、つい周りの「空気を読」んでしまい、できないことがいかに多いか。そのもどかしさを何度感じたことか。人を褒めることは貶す以上に勇気のいることかもしれない。
また「圧倒的に時間をかける」「情熱を持って取り組む」「創意工夫をし続ける」ことの大事さを改めて感じた。この3つが続けられるような、自分の好きなことを仕事にしたい。
「どうせ死ぬんだから」、時間は限られているのだから、やってみよう。
このまま、なんとなく、で仕事するのは嫌だ。動こう。そう思えた本。
他の著書も読んでみたい。
2016.4.5 -
僕は(僕達は?)空気を読むことに努めがちですが、良かれと思っているにもかかわらず、却って後悔したり生き辛くなっていないか…と思いました。
空気を読まずに(そういえば「KY」なんて単語もありましたね)発言してひんしゅくをかっても、それが自分だから仕方ないのかもしれません。
バカだの非常識だの神経質だの酒しか飲めないくせにだの(←あ、これは僕だけか)叩かれても、そんなこと僕自身がいちばん知っているのです。
しかしそれも僕だから仕方ない。
もちろん自分で嫌だなと思うところは、できるだけ良くしたいとは思っていますが…。
ひんしゅくをかっても、しかし見ていてくれる人は見ていてくれるものと書いてあります。
僕も経験がありますが、そういう人は、ほぼ間違いなく尊敬できる人です。
「それがお前なんだから、やりたいようにやれ」といってくださった方もいました。
一方そうして離れていく人というのは、大抵その前から合わないと感じていた人であったりして、それも互いに良かったということになるでしょう。
もちろん、特に仕事の場ですぐに実践という訳にはいかないと思います。
本文でも触れられていますが、個人のメンタルの改善とともに、環境の改善にも努めなければならないからです。
僕の場合その達成のためには、努力して力をつけるしかないと思います。
幸い好きなことを仕事にできたのですから。
今もっとも足りないと感じているのは、知識です。
できる人はやはり頑張っています(「仕事」よりも「作業」の知識が僕はまだまだと思います)。
やはり僕の場合、圧倒的に仕事に励むことからです。
炎上というと、ある方が思い浮かびます。
やはり圧倒的な努力をされている尊敬できる方ですが、その一方で、ネット上で叩かれているところを何度も目にしてきました。
それも見る限り、感情的なものばかり…。
それでも自分の信念を曲げずに進まれている姿は、とてもまぶしく映ります。
何度か飲みにお招きいただきお話しを伺ったのですが、そのことをSNSであげたら、今度は僕が炎上(「ボヤ」程度ですが)。
ヒヤヒヤしましたが結局実害はなく、まぁ、そういうものなのかなと思いました。
あいつはあんな奴とつるんで!と、上から目線でいたいのでしょうね。
そういうことをする人の考え方が分からなくもないのですが、しかし僕は、そういうことをしなくてもすむ環境にいることを感謝します。 -
副題に仕事術とあるが、最終章を除けば内容的には著者の半生、これまでの道のりを綴ったもの。
なぜ今のようなブログを書くようになったのか、書けるようになったのか、そのバックグラウンドがよく理解できる。