ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書 754)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038571

感想・レビュー・書評

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  • 巷間よく聞く、内容の傍受と言う点は、やはり掘り下げられず。

    とはいえ、それなりのデータ集積はされているでしょうね。

    LINE社が開発当初、東日本大震災がきっかけと言う様に、あくまで安否確認や、かんたんなメッセージ交換をやるためのアプリ。

    仕事の情報や、個人情報をやりとりするものではないと、改めて認識しました。

    あと、LINEは韓国製だと理解しました。

    というより、このアプリが何故、そんなに必要とされるのかが、未だに理解できないんですけどね。

    僕は、電話とメールと、その人に会えば用事は済みますが…。

  • 著者が二人いるのだけど、いったいどこからどこまでがとぢたの担当だったのかと。韓国に行ってA氏にインタビューしたのはどっちなんだ? ところで、著者は二人共、名前が韓国人なのだけど、生まれはどちらも日本らしい。特に何も書かれたないけど、著者の生い立ちが気になった。
    本書は名前の通り、LINEについての本。今や、ガラケーを使っている理由が、LINEを使いたくないからという人がいるぐらい、スマホを持っているほとんどの人はLINEを使っていると思うのですが、その創業ストーリーについて。『スタレン』や『ブロッコリー大会』なんて用語は初めて知った。後、LINEの有料スタンプって200円もするのか。前はもう少し安かった気がするのだけど(前の値段でも買おうとは思わない)。なお、韓国の物価も高くなっているらしい(関係ある?)。
    それにしても、LINEいじめは怖いなぁ。一体全体、どうしたらそんな流れになるんだと思う事例がいくつか。いじめが起きにくくするために、今後LINEはどう変わっていったらいいのだろうか。
    何気に驚いたのが、韓国ではLINEではなく、カカオトークがモバイルメッセンジャーのシェア一位ということ。LINEはカカオトークからパクっているところも多いのだとか。もっとオリジナル性を出していってほしいところ(無理そうだけど)。
    なお、2014年には政府への嫌悪感から、韓国ではテレグラムというアプリがシェアをのばしたらしい。調べてみると、高セキュリティメッセンジャーと書いてあった。それは確かにいいかもしれない。

  • LINE開発のきっかけや親会社NAVERに関して書かれた一冊。
    LINEがどうやって誕生したかを知ることが出来てよかった。後半は韓国との関係性が主。

  • 仕事相手だし、これだけ影響力のある企業もないし、ということで読んだ一冊。
    LINEの誕生から問題点、今後の未来まで結構、網羅的に書かれている。ただ、途中のLINEいじめなんかの問題は少しテーマから外れてる気もした。著者はどちらかというと、LINEに批判的な視点を持ってそうな気がした。

    この本にしっかり書かれてるが、LINEの基本を作っているのは韓国人。ただ、LINEとしては、戦略上、そこをなるべく目立たなくさせてきた。
    LINEだけじゃなく、親会社のNAVERについてもかなり詳しく書かれている。

    ちなみに、個人的にLINEがこれだけ成功したのはやっぱりスタンプがあったからだと思う。スタンプってほんと便利で、伝えたい内容がなくてもコミュニケーションが続いてるって思わせられることができるんだよね。これってある意味すごい発明だと思う。
    ふと思ったけど、LINEのコミュニケーションをルーマンで分析したら面白そう。

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/754/K

  • 仕事でLINEというツールに興味を持ったのがきっかけで読み始めた。
    LINEってどこの会社なん?と疑問に思ってたが、この本を読んでよくわかった。
    ただし、新書はこんなものかも知らんけど、取材が甘い気がする。なんせNAVERやLINEへ直接聞けてないところが周辺情報だけで描かれており、読者に対してLINEという会社(ツール)をどのように理解させるかの意図がよくわからん。
    共著というのもいまいち責任の所在がぼやけてるとこかも。ただ、5年前の新書は今がわかるだけにその時の予想がどうなったかわかるのでそれはそれで面白い。

  • 藤本直子先生 おすすめ
    4【教養】007.3-S

  • タイトルから想像した批判本ではなく、功罪両面について書かれている。タイトルでちょっと煽っている感じかな。NAVER譲りの企業体質が脈々と受け継がれているのだとしたらかなりモーレツな会社なのかもしれない。それにしても自分の子どもがスマホを持つ年代になったときのことを想像すると漠然とした不安あり。

  • SNSの怖さを教えてくれた。若い人にLINE依存症が増えているが、この本を読んで利点と共にリスクもある事を知れば少しはスマホから遠のくとは思うのだが。

  • LINEという文字が目について借りました。
    …いや、これはすごいよ。この本はすごい。LINEを作った会社のことから韓国との関係から韓国のネットワーク事情から、興味深くて初めて知る内容のオンパレード!
    私もLINE愛用者だし、今回大変勉強になりました。これからも新たな一手を投じるであろう(いや、もう投じてるけど)LINE社に注目ですね。。

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