「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038816

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  • 『儲かる会社の財務諸表』
    財務を勉強したい人向け。
    読み方がわからない、関心はあるけれど、、、人向け。
    帳簿はつくれますが、仕訳もわかりますが、経営までは、、、という人向け。
    すでに財務が読みこなせる人には、物足りないかもしれません。

    僕のなかでは、タイトルのとおり、強い企業の財務に関心がありました。
    だから、その企業中心です。
    具体的には、セブンイレブン、ニトリそしてキーエンス。

    改めてキーエンスが超絶です。
    規模が大きいにもかかわらず
    自己資本比率90%
    営業利益率 50%
    総資産利益率20%

    しかし、実務者の悩みはキーエンスの強み、営業そして開発部門の情報がなかなか書籍で目にすることがないことです。
    そのダントツぶりが際立ってました。

    ところでソーシャルゲーム業界。
    五年前といまでは様相が違いすぎてました。
    数値で理解するは納得感が残ります。

  • 一流企業だったシャープや東芝がどうしてあそこまで追い込まれたのか。日本の製造業が今、どういう状況にあるのか。決算書からその会社の状況、経営者の考え方までうかがい知ることができるという。面白かったねぇ。読んでいて、ひきこまれた。自分の仕事と照らし合わせて考えても、勉強して動いていかなければいけないよなぁと刺激になった。

  • 財務諸表からビジネスモデルを読み解くのは非常に興味深い。ただ、この本を読んだところで、新たに財務諸表を見つけて同様に読み解けるかと言うと、それは難しいのではないか、と感じた。もう少しこの辺は身につけていきたいところ。

  • 財務諸表から何を読み取るかについて学んだ。

  • コマツの売上債権が膨らんでいる理由が面白い。正体は新興国への販売金融。貸倒率が低い理由は、コマツの建機はコマツに常にモニタリングされていて、故障予防による顧客の機会損失を防ぐことができる、支払いがなければ建機をストップできるから。

  • 業種ごとに、同業者の財務諸表を比較し、そこからビジネスモデルの違いを説明していて、理解しやすいです。
    ただ、後半は事実よりも筆者の考えが多く入ってきていたので、少し意図がずれてきているのかと思いました。

  • マス業界のトップ企業の財務諸表を簡易に図解。また各社のビジネスモデルと歴史的ストーリーを読み入りやすい文章で紹介しています。読み進めるだけで勉強になる良書です。

  • 少し対象時期は古いが、財務諸表初心者としては読みやすくわかりやすい。
    企業活動を財務諸表から読み取るという初歩的だが手を出しにくいところを平易に解説している。財務諸表を読みたくなる一冊。

  • 業界別に財務諸表の特徴や読み方が分かりやすく解説されている。財務諸表だけでなく、各業界のトレンドや裏話のような解説も多く、思ったよりもとても読み応えがあった。

  • 業態別に財務諸表(CFは無い)を比較掲載し、構造分析をしている一冊。

    経営戦略寄りじゃなくてもっと会計寄りの用語の視点から論じていると良いと思ったけれど(小宮先生のように)、新書だとこのくらいの難易度にしないと読者はついて来れないのでしょうか。

    所々、汚い言葉遣いが散見されるのと("金満会社"とか、、、)思い込みで論じている部分("日本人の勤勉さとチームワークで"とか)が少し気になりました。とは言え、自社のビジネスモデル・利益構造しか知らないビジネスパーソンも多い筈なので、得るものは幾らは有ります。

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