下流老人と幸福老人 資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人 (光文社新書)
- 光文社 (2016年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334039134
感想・レビュー・書評
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データの引用はあるが、考察については作者の思い込みが激しすぎる。参考にならない所か、害悪ですらあると感じた。
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統計分析はなかなか興味深いものがあったけれども、
学術論文を読みたいわけではなかったので、
やや無味乾燥したもののようにも受け止められた。 -
DATA分析型の書籍でDiSCのCタイプには受けそう。けど、自分の目的にいまいちなので星2個
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とりあえず老人の70%は幸福らしいが、データはあまりアテにならないと感じた。65歳~80歳というのが大雑把だし、住んでる地域や学歴もわからない。だから、学歴が低い事を後悔している人が多い事に驚いた(住んでる地域への後悔はないようだが)。
ここ数年、高齢者との付き合いが増えているが、皆自分勝手で我侭でズルくて嫉妬深くてどうしようもない連中ばかり。特に男はダメだ。こういう連中が世の中に溢れ出すのかと思うと恐ろしくなる。例えば、カネにも夫婦仲にも不満はないが、他人の事はどうでもいいという人は本人は幸福であっても周りにとってはとても面倒で厄介な人物になる。本書にはこの視点(本人は幸福でも社会的に迷惑な人)がない。
今後、老人による事故や犯罪は確実に増える。老人の幸不幸を考えるよりも脳科学や犯罪心理学を駆使してそれらの抑止をする事が急務である。たとえ本人が幸福であっても周りが迷惑するんじゃ堪らない。中年以下は自分の将来を考える前に目の前の老人をどうすべきか?を考えなければならない。 -
2016.6.26 日経ヴエリタス
「経済を読み解~くこの一冊」 -
高齢化社会で65歳以上のシニアが増えるが、特に増えるのは、一人暮らしの女性の老人である。シニアに限らないが、資産があっても友人がいないより、資産がなくても友人がいる方が幸福度が高い。このような友人、趣味の仲間、一緒に何かを楽しめる人、手を貸したり借りたり、知恵を貸したり借りたりできる人を持つことが重要という。男性では学生時代からの友人が多いほど幸福度が高い。女性は趣味・教養の友人の数が多いほど幸福度が高い。他人の幸せを考える人に幸福度が高いが、金持ちになり、高級品を身に付けたい人ほど幸福度が低い(笑)
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
2016/9/29