村上春樹はノーベル賞をとれるのか? (光文社新書)

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著者 : 川村湊
  • 光文社 (2016年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039431

村上春樹はノーベル賞をとれるのか? (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 客寄せ的なタイトルですが、村上春樹云々は数十頁のみで、大部分の "ノーベル文学賞とは何か" という内容が興味深かった。
    決定していても直前に亡くなれば授賞はなく、国別、言語別、カテゴリー別に暗黙の持ち回りがある、エンターテインメント系作家には決して授賞はないなど。一年に一人という間尺に生きてるうちに合わない、何十年に一人、百年に一人といった天才には回ってこないと。次の日本人はイシグロではないかと当てていた。
    それにしても著者の「世界文学」の知識がすごい。非受賞の愛すべき大作家たち、偉大な作品が出るわ出るわ

  • 村上春樹は、今年も騒がれたけど取れなかった。本人は、騒がれることにうんざりしてるだろうなぁ。

  • タイトルと中身はちょっと違くて、どちらかというとノーベル文学賞ってこんな賞で、こんな作家が今まで受賞してたりしてなかったりして、その裏ではこんな事情があって…みたいな、村上春樹よりもノーベル文学賞に焦点を当てた本(もちろんタイトル通りの考察もされるけど、あんまり重点は置かれてない)。
    最近暇になるとWikipediaのノーベル文学賞の項目を見てふむふむと思っていたりしたので、この本ではその傾向などが整理されていて大いに参考になった。
    ただ受賞してない人の紹介のところでは「俺ってこんなに色々読んでんだぞ」という自慢を感じてしまったのは自分の心が貧しいからですかね。もっと読まないとね…。

    ただこれだけ考証してても「最近ボブ・ディランが取りざたされてるけど受賞はありえない」的な文言で説得力が皆無に…。

  • 2016/10/5

  • 特に文学賞に興味が向いている今、手に取った作品ということもあるけど、かなり面白く読ませてもらいました。村上春樹とノーベル賞の親和性についても頁数は割かれているけど、むしろノーベル賞の何たるかを検証する点に重きが置かれていて、世界規模の文学賞の実際が見えてくる構成。過去の受賞者とか(北欧偏重)、男女比とか(男性偏重)、まあ何となくそうなんだろうとは思いながら、改めて指摘されるとへーって感じ。アジア枠みたいな中に日本人も入っていて、中国とか韓国とかも合わせて選出、みたいになってるんですね。そうなると、目下一番のライバルがカズオイシグロってのも納得。いよいよ今年のそのシーズン。周りが騒ぎすぎ感が大きいけど、やっぱり取っては欲しいですよね~。

  • ノーベル文学賞とはどういうものか、ということが主に書かれている。村上春樹ファンには少し物足りないかもしれない。「ノーベル文学賞と日本人」という章はあるのに、大江健三郎への言及がやけに少なかったのが残念。三島由紀夫や中上健次、サルトルがいだくノーベル文学賞への思いなど、著者の「憶測」が面白かった。

  • 毎年のように恒例となった村上春樹のノーベル賞受賞騒ぎ。何か非常に確度の高いように思っていたが、実際はそうでもないんだ。他の理系の賞と異なり、多分に政治的な要素があることが分かる。

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