毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代 今を読み解くキーワード集 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039493

感想・レビュー・書評

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  • 近代の人々の消費と違いについて著者の視点から、面白可笑しく記している。

    年代別の価値観の違いなどが、(へぇー)っとなる。

  • タイトルに惹かれて購入。古本で買ったら、中に線が引いてあったり、気になる単語がチェックされていて、前にどんな人の手にあったのか妄想しながら読んだ。私が気になるとことズレてて、面白かった。こんな読書も面白いね。
    タイトルよりも、沢山のことが書いてあって、若者。少子高齢化。などの、マーケティングとかに使えそうな概念が詰まってて、一つ一つの事例が簡潔にまとまってて本当に読みやすい。

  • マーケティング界の有吉かというくらい、様々な消費行動や生活の変化に名前をつけてきた著者のまとめ集。著者のドヤ顔が透けて見えるのと、感覚的過ぎるトピックが多いのは気になりますが、トレンドをざっくり知るには良い本。気になったキーワードから三浦さんの他の本に入ってねという、入門書的な位置づけです。

  • 著名マーケターによる時代を表すキーワードをまとめた書。なんとなく感じていることも、このように言語化されると、なるほど、そうかと腑に落ちる。
    大きなものに買い替えてきた時代から、自分に合った選択をする時代へ。

  • 面白かった!今、わたしが毎日同じ服を着ていたので。笑
    これは?と思って読んだ本。
    なるほどなぁーたしかに。と、思う今と昔の違い。
    どんどん物を買う時代から、手放す時代へ。

    金だー金だー稼げー稼げーの時代から、いかに質素倹約だとしても心豊かに暮らせるか?
    の時代。

    ぜーんぶ自分のもの。からシェアの時代。

    そして今後は高齢化社会に向けて、レアな若者を頼るのではなく、友達介護だったり、墓友だったりが増えるのではないか?と。笑

    たしかに!!!!!!!!と、ものすごい思った一冊でした。友達介護って面白いよね。
    逆老老介護は年老いた子どもの介護を年老いた親がしてる、、そんな現実もあるようで、、、
    この方の先の味方、未来の見据え方がなんとも納得のいくものばかりで、賛同しまくりの一冊でした!

  • 印象語を作ることが要

  • ファッション関係の本かと思ったら違った。

  • 著者のつくったキーワードや2015年度に気になったキーワードなんかを簡単に説明する本。
    制約社員が良い感じかも、全ての社員がこうなればいいのに。
    あと中年男性二人連れって普通にインパクトがある事だったのかと逆に驚いてしまった。
    ツアー旅行とかでもいるし、まあ確かに数は多くないけど。

    ミニマリストは正直憧れる。

  • 「私有への関心が薄れ、シェア志向へ」、「マイベストライフを追求する個性の時代へ」、しかしながら「ひとりぼっちと思われることを嫌い、誰かとはつながっていたい」という
    のが現代主流の価値観だと認識した。

  • 読了した本がたまっています・・・

    付箋部分を抜粋します

    ・今、人々はいかにお金を使わずに幸せになれるかを考えています(p13)

    ・自分が関与しているという実感に満足を得るのです(p40)

    ・リシンク RETHINK(p54)

    ・道路や建物のバリアフリー化もケアですし、傾聴もケアだし、保育もケアだし、食事もケアです(p106)

    ・契約社員ではなく制約社員です。無制約に働くことができない社員ということです(p113)

    ・スキルの交換は、物々交換ならぬコトコト交換だと言えます(p115)

    ・ですが、親子が近すぎると、やはりお互いにストレスです(p119)

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著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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