ワクチンは怖くない (光文社新書)

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著者 : 岩田健太郎
  • 光文社 (2017年1月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039653

ワクチンは怖くない (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • HPVワクチンによる全身の痛みという副作用の報道を見て、怖いと思った。しかし、著者は、ワクチンは通常の医療行為と同様に一定のリスクがあり、副作用のみを過大視して使用を止めてしまえば、ワクチンによって得られるベネフィットも消失してしまうので、リスクよりもベネフィットが大きく上回るならばワクチンは有用であり、同時に、副作用に対する補償を制度化してそのリスクを和らげることが肝要であると主張しているものと理解した。まったく同感である。
    完全な医療というものはなく、薬でも手術でも、リスクを伴うものであるという認識が薄れているように思われる。著者が言うように、発病前に施すワクチンも、発病後に行う治療も同等のものとして捉え、最終的には、リスクとベネフィットを考慮した上で、個々人の判断で行うべきであろう。その際、副作用のような「被害」を過大にアピールし、ワクチンによる効果を過小評価することは慎まなければならない。
    エビデンスに基づく科学的な知見と判断こそが求められるべきという点でも著者に同意する。

  • 2017/2/21読了。ワクチンを是とする人にも非とする人にも読んでほしいと思う本。

    ワクチンが是が非かを求める人には、著者は結論をはっきり申さず、ノラリクラリとしているような印象も持つだろう。しかし、本来このような問題に対してはこういった姿勢をもつのが正常なのではないかと思える。

    この本を読んだ後に自分なりの意見を持つことがあるだろうが、その意見は結論ありきで出てきた意見ではないかどうかを吟味してほしい。

  • ワクチンについての新書、内容刷新版ですね。記憶に新しい子宮頸癌ワクチンをめぐっての騒動を通じて、あるべきワクチン接種の姿に迫ってます。妄信・過信はいけないにせよ、概ねワクチンに対しては高く評価しているので、本書の論旨に関しても納得。まだまだ後進国といわざるを得ない日本。未来を明るくしていけると良いですね。

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