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バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

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  • 光文社 (2017年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039899

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バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)の感想・レビュー・書評

  • 研究内容についてはあまり書いていないし、そもそもバッタも最後の方にならないとあまり出てこないけれど、引き込まれて楽しく読みました。
    バッタへの情熱、行動力、逆境にも前向きなところがすごいです。
    個人的にはババ所長が好きでした。とても人格者。

  • 経験をどんどん自分の武器に変えて強くなる。タフガイ!

  • 世の中には面白い人がいるもんだ。文章もこなれていて読みやすかった。

  • う~ん、図書館じゃ486(昆虫)に入ってるけど、自伝や仕事あるいは紀行のところに入れるのが正しいのかも。
    バッタのことも書かれてはいるけれど、どちらかというとポスドクが仕事を得るために悪戦苦闘するのがメインのように感じた。
    この頃理系の研究者も面白い文章を書ける人が増えて、良いことだとは思うが、『菌世界紀行』もそうだったけど、もっと研究自体のことについて知りたいのにな。それは前著を読めばいいのかもしれないけど、これが初めて読むこの著者の本という人が多いと思うので。個人的にはその点は残念だった。
    なるべく殺虫剤を使わず、生態を把握し、幼虫のうちに対応して、モーリタニアの緑を守るのが目的だったはず。その件はどうなったのか。
    本としては面白いし、著者の熱意も努力も伝わるし、優秀な人だとは思うけど、面白さに走り過ぎているように思う。
    この本に出てくる当時同じポスドクだった小松貴(『虫のすみか』『アリの巣のお客さん』など)、堀川大樹(『クマムシ博士の「最強生物」学講座』)の方が一般向けに書かれた研究紹介の本としては、ずっとためになったし、著者が師事した松浦健二の『シロアリ』は、私が読んだ一般向けの生き物に関する本の中でここ数年では一番素晴らしかったが、圧倒的にこの本より科学の本としては面白い。
    だから、冒頭に戻るが、科学の本ではなく、青春もの、国際交流ものとして評価したい。ポスドクの人には特に参考になる本だと思う。
    ここまでの情熱を持っているか?退路を断って捨て身の努力をしているか?あらゆるネットワークを駆使して自分を売り込んでいるか?と自分に問い、改めて仕事というものを考え直すきっかけになる。
    著者には、次回は松浦教授に並ぶような本を書いてほしい。
    もしこの文章を読まれた方は是非松浦健二の『シロアリ』(岩波科学ライブラリー)を読んでください。

  • ファーブルに憧れた少年だった筆者が,昆虫学者として活躍するようになるまでを描いたサクセスストーリー?です。
    研究者としてアフリカのモーリタニアに旅立った筆者。しかしそこでは,想像以上の困難と驚異が待ち受けていたのでした。

    ニコニコ学会βというやつが,まさに「野生の研究者」という言葉を編み出していますが,彼こそその名にふさわしい!
    個人的にバッタにはまったく興味がないし,虫は苦手だし,モーリタニアがどこにあるかもよくわからないのですが,それでもめちゃくちゃ引き込まれました。
    とてもわかりやすい文章,小ネタを挟みつつもバッタに対して,そして研究やフィールドワークに対してとても真摯な方であることが伝わってくるのが最大の魅力と言えましょうか。
    ただ派手なことをしているから有名になったというわけではなく,そこに真摯な目的があることがわかるから大勢のファンがいらっしゃるのだろうと思います。
    「夢を叶える最大の秘訣は,夢を語ること」(p.372),重みがあります。読み終わっても虫が好きにはなりませんでしたが笑,バッタ研究の進展を願っています!

  • バッタだらけ、ムシだらけだけど…まさかの茶色のヤツらまでがドサクサに紛れて登場したけど…爽快でした。面白かった。

    今どきの若者らしい(失礼!?)、ちょっと世間知らずな感じだったり、軽すぎるように感じられる表現はあるとしても、面白おかしくしているだけで、きっと根底には、研究者魂と知的好奇心と、そして使命感や情熱があるんだろうな、と伝わってくる。

    置かれた状況を受け入れること、それでもなにか手立てはないかと知恵を絞ること、人に対して謙虚であること、柔軟に時には諦めながらも根っこの部分では決して諦めないものをもつこと、人との出会いを大切にすること、などなど、何をするにも、世界のどこにいても、どんなジャンルでも、人間力が大事なんだなということが、すんなり入ってくる本でした。

    また、以前に関わった仕事で、ポスドクさんたちの厳しい就職事情について知る機会があったので、筆者がまるで朗らかに述べている研究者の人生設計の難しさには、素直に共感できるところもあって。

    後半、この本のような、研究外のことにチャレンジしている理由が書かれていました。研究者としてしっかり成長しようとしていることも。
    この部分を読んで、ほんとにいい研究者なんだろうなと思いました。まだまだ成長途上とのこと。彼の今後の活躍に、そしてアフリカをサバクトビバッタの被害から救う方策の大発見に、期待したいです。

  • タイトルから想像すると、バッタを倒した!アフリカを救ったぞ!という終わり方かと思ったらそうじゃあない。戦いはこれからも続くという終わり方だ。
    しかし、読後の爽やかさがある。それは、自分はまだまだ道半ばで、支えてくれている家族や友人への気遣いや感謝が滲みでているからだろう。
    今後の自分のため、アフリカのために研究を続けてもらい、昆虫博士になって欲しいと切に願う。

  •  「バッタに食べられたい」

     常人には理解しがたい動機で研究の世界に入り、
     就職か研究者で生きるかの選択に迫られ、無収入のままアフリカに渡りバッタの研究に没頭する。

     なんだこの男は。
     こんな人種を世は許すのか。

     辿り着いたのは日本人が13人しかいないアフリカ西岸の小国、モーリタニア。
     アフリカは数年に一度、バッタの大量発生で農作物が荒らされ危機に陥る。
     バッタの研究はアフリカの食糧危機を救うことになるはずだ。
     しかしバッタは現れない。
     空を覆うほどのバッタはどこへ行ったのか。
     これでは研究できないではないか。

     奮闘するバッタ研究者と、それを支える周りの人々。
     たまにはゴミダマとか違う虫の研究もしてみたり。
     酒は飲めないが、ヤギごはんに手を突っ込む。

     夢と現実。
     どうやって両立させるのか。
     全身緑タイツのバッタ研究者がサハラ砂漠にバッタを求め走り回る。

  • バッタに関するフィールド研究についてのモーリタニア滞在記とでもいう感じか。きっとこれは一般ウケすると思う。文章も軽やかでユニークだ(ナウシカが好き?)。京大総長の話も,なかなか胸を打つものがあった。

    研究職に就くまでの苦労を重ね,実った例だけど,研究業界のダークさは,そこに生きようとする立場上書けなかったのかなとも思う。この本からは「努力が報われた話」というよりも,報われない人たちがゴマンといる影の部分をきちんと読み取らなければならない。

  • 大好きなバッタの研究をするためにモーリタニアに渡ったにも関わらず、その好きな研究が満足にできない。そんな中でも、夢を諦めず自分自身のすべきことを見据えて、努力を積み重ねる著者の研究者魂に心打たれた。

    京大総長との面接のエピソードは心にジーンと来るものがあった。モーリタニアで努力をした時間に嘘がなかったからこそ、京大総長の言葉に思いが込み上げてきたのだと思う。

  • ファーブルに憧れて昆虫学者になることを決めた著者は、大地を覆い尽くして、大規模な飢餓を発生させるサバクトビバッタによる被害を食い止めるために、そして安定した「学者」の地位を得るために、モーリタニアを目指した。
     非常に限られた時間の中で論文を書くための実験、観察を続けなければならないのに、よりによって数年ぶりの旱魃でバッタが発生しない。時間は刻々と過ぎていく。このままでは、昆虫学者にもなれないし、アフリカに貢献することもできない・・・・著者は焦る。
     モーリタニア国立サバクトビバッタ研究所の面々が面白すぎる。バッタがゴミムシダマシが、愛おしくなってしまうかのような昆虫愛。
     圧倒的な筆力が、アフリカへの旅を誘う。

     著者は結局安定した「昆虫学者」の地位は手に入れたみたいだけど、さてサバクトビバッタとの対決はどうなったんだろう。それは、未完である。

  • (タイトル)
    あれ、バッタがいない!?
    危機に陥ったバッタ研究者の逆転劇!

    (本文)
     『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)の表紙を一瞥すれば、なんとフザけた学者なのか……と呆れてしまうかもしれない。昆虫学者の前野ウルド浩太郎は「バッタ研究者なのにバッタに触ると蕁麻疹が出てしま」い、子どもの頃に科学雑誌の記事で読んで以来「バッタに食べられる夢を抱」いていると、どこかキワモノ感が漂っている……。

     しかし、彼のアフリカ・モーリタニアでのフィールドワークを記した本書を読めば、彼が一流の昆虫学者であると同時に、純粋な心でバッタと向かいあうひとりの人間であることがわかるはず。ポスドクとして研究費の調達に悩み、バッタの大発生に出会えないという苦しみを粘り強く待ちながら、ようやく、彼は勝利を手に入れたのだ。

     本書をもとに、彼の足跡を辿ってみよう。

     大学を卒業し、晴れて博士号を取得するも、日本にはほとんどバッタの被害がないために、研究の需要はない……。途方にくれていた前野が飛びついたのが、アフリカでのサバクトビバッタの研究だ。アフリカでは、このバッタが度々大量発生し、「神の罰」と恐れられている。農作物を食い荒らしてしまい、年間の被害総額は西アフリカだけでもおよそ400億円。バッタの大量発によって深刻な飢饉がもたらされているのだ。前野は「日本学術振興会海外特別研究員」として年間380万円の研究費・生活費を得て、2年間をアフリカ・モーリタニアでの研究に捧げた。

     モーリタニアに到着すると、到着早々バッタの発生が報告され、意気揚々と調査に繰り出す前野。夢にまで見たバッタの大量発生を目の当たりにし「逃げ惑うバッタたちと戯れ」ながら観察を続け、幼虫たちの観察を続ける。それまで。日本の研究室で研究を行ってきた彼にとって、初となるフィールドワークは思わず「チョロイではないか」という感想が漏れるほどに恵まれたものだった。しかし、ここからが長い長い修羅の道のりだった……。

     前野はその熱意を認められ、バッタ研究所の所長から直々にモーリタニアで最高の敬意を払われる「ウルド」の名前を授かり、フィールドワークに赴くための体力づくりにも余念がない。しかしその冬、国家建国以来のと言われる大干ばつに見舞われたモーリタニアにバッタの大群が現れることはなかった。仕方なく、砂漠を代表する昆虫「ゴミムシダマシ」を研究したり、偶然出会ったハリネズミを飼育したりしながら日々を過ごす前野。バッタが発生しなければ、もちろん研究もできない。「一体何しにアフリカにやってきたのか」バッタ博士は、バッタの存在無くしては無用の長物だった。さらに、バッタの大量発生を解明する論文が書けなければ、研究者としての立場もあやうくなる……。

     そして、最初の遭遇から1年半、ようやくバッタの大群との邂逅が実現! 車に飛び乗り、意気揚々とバッタの元へと500キロの道程を突き進む彼の前に現れたのは、はるか地平線まで続くバッタの大群だった。大群を目の当たりにした感動に酔いしれながら調査をはじめた前野。しかし、飛び回るバッタを追いかけようとしたその先に待っていたのは、一歩立入れば命の保証はない地雷原だった。バッタたちは、前のをあざ笑うかのように、地雷原の上を飛び去っていった。

     こうして、前野の2年間は終わった……。

     研究期間を終え、無収入状態に陥った前野。しかし、バッタに対する尽きせぬ想いを捨てられない彼は、無収入だとしてもその研究を進めていくことを決めた。日本に一時帰国し、バッタ研究の意義を広く認知させ、バッタ問題の知名度をあげるため、率先して雑誌連載やトークショーそして、ニコニコ超会議などの場での広報活動に勤しんだバッタ博士。そして、再び彼は一縷の望みをかけて、アフリカの地へと舞い戻ったのだ。

    ... 続きを読む

  • 確かに日本にいるとフィールドワークは相対的に減ってるかも。高学歴ワーキングプアと最後でつながっていたのがご愛敬。バッタ愛もここまでくると、というか、これくらいじゃないとどうにも、なんだろうなあ。

  • ファーブル昆虫記を読んで、昆虫学者になるために、アフリカでベッタを研究しに行く話。研究の話ばかりではなく(論文になっていないものもあるらしくそこはあまり詳しくない)、ポスドクとしての苦労、アフリカでの生活のことなど、面白かった。

  • 大当たり本。語り口自体がうまいのに、さらにバッタにアフリカにという題材。しかしここまでしないとテニュアはおろか任期付ポストも得られんとはなんなんだろうねいやはや。

  • ポスドクが苦労して自分を貫き、モーリタニアに根を下ろし、日本でも営業をかけて就職を果たすという研究者根性日記。バッタの話がもう少し細かくあると良かったが楽しく読める。

  • 若者言葉と気さくな文章でとても読みやすく、面白かった。写真のキャプションも面白い。フィールドワークの本として読めるし、日本の研究者の待遇を知れる本でもある。国は研究にもっとお金を注いでほしいと強く思う。
    本書はサバクトビバッタの研究をするためにアフリカのモーリタニアへフィールドワークをしに行くという内容だが、これまでのサバクトビバッタの研究はフィールドワークは少なく、研究室での研究が主だったという。フィールドワークをしないで生物の研究をすませる人が多いんだなと少しがっかり?した。

  • 私的2017年度ベストブック3に入るのは間違いない。

    アフリカで「神の罰」と呼ばれるほどバッタが異常発生すると、植物という植物が喰われ甚大な被害に見舞われる。しかし、バッタ研究業界では、誰もアフリカで腰を据えて研究をしておらず、研究の歴史は止まったままだという。
    本書は、少年時代(うっかり)ファーブルにあこがれてしまった著者が「未熟な博士でも、全力かませば、アフリカを救い、そして自分も研究者として就職できるかもしれん」と単身アフリカはモーリタニアに乗り込み、ドタバタしまくった、体験記である。

    とにかく構成がうまい。
    序盤は著者のへっぽこ話からスタート。笑いながら読み進むにつれ、研究対象への暑っ苦しい熱と、それらを取り巻くあらゆる環境・状況との「戦い」を冷静に分析する頭脳という、”研究者”という種族が持っている二面性がビシバシ伝わってきて、カッコよくすらある。

    終盤、最終決戦への盛り上がり方に至っては、著者の苦楽を追体験してしまったことも相まって、不覚にもウルっと来てしまった(そしてクライマックスの脱力感たるや)。

    無職の崖っぷちにあり、次に打つ手を間違えると研究者として「死ぬ」感じや、それを回避するために、考え、実行していくリアルさが、肌身に感じられて熱いくらいだった。今後の著者の活躍に大いに期待したい。

  • 緑の全身タイツで、バッタの群れに身を捧げる姿はなんともシュール。

  • 一人のバッタ博士がアフリカでバッタと、いや人生と格闘する話。
    本屋で偶然手に取り読んだ本だが、結果的に2017年上半期一番面白い本となった。

    新書にしては厚めだが、文章・言い回しが面白く、飽きずに笑いながらスイスイ読める。
    スイスイ読んでるうちに、サバクトビバッタの生態からモーリタニアの生活・文化、
    はたまた研究者の苦悩から東北弁の雑学まで、様々ものを垣間見ることができた。

    それだけで十分面白いのだが本書の魅力はそれだけではない。
    筆者はモーリタニア赴任後、いくつもの困難・苦難にぶつかるが、
    工夫と努力と忍耐をもってして、また多くの人との出会いと助けを得ることで、
    それらを乗り越えて成長していく。その姿に感動するし勇気を貰える。

    終盤の「孤独の不安は友やファンが打ち消し、無収入の心配は京都大学が葬り去った」は笑える言い回しなのだが、
    多くの苦悩を乗り越え成長した上で決戦を迎えるところで、不覚にもホロっときてしまった。笑。

    超おすすめの一冊です。バッタにもアフリカにも興味が無くても十分楽しめるはず。

  • 光文社新書なのに、タイトルといい、「前野ウルド浩太郎」という著者名といい、表紙といい、怪しい感じ満載だが、本屋で手にとってパラパラと眺めているうちに、このまま置いて立ち去れない訴求力があり、思わず買ってしまった。
    読んでみると、これが面白い。ポスドクという不安定な立場で、将来を憂えながらも、昆虫学者を志した初心に立ち返って、モーリタニアでのフィールドワークに突き進んだ著者の熱さもそうだし、モーリタニアでの生活という未知の領域に関するレポートも、豊富な現地での写真も、どれもこれも面白い。発見あり、落胆あり、成功あり、失敗あり、とにかく波乱に富んだモーリタニアでの研究生活が活き活きと語られている。大発生したサバクトビバッタを追っての調査による成果が報告されていないのは残念だが、今後の論文発表の後に、また一般向けに解説があることを楽しみにしたい。

  • 一気読み!
    これは面白かった~前著作も読もうかしら!

    新書にしては内容もページもボリュウム満点な気がします。
    自然は偉大だけれども、人もその自然の一部だったね、と云う事を思い出させてくれるような、著者の力強い生き様がページの至る所から溢れ出ています。

    著者と同世代なので、細かいネタがいちいちツボでした。勿論まとも(!?)な論文もたくさん書かれてらっしゃるのでしょうから、端からの文章力も大した物なのでしょうが、ブログやプレジデント誌の連載で、一般人(やネット民)にウケる書き方を磨いたとの事、存分に発揮されていらっしゃる。前半でティジャ二からプレゼントされた民族衣装の着こなしが笑っちゃう感じでしたが、後半の着こなしの定着ぶりが惚れてしまいそうになる!着こなしも文章も経験値を貯めてのレベルアップと云う事ですね。

    きっとアフリカのバッタ被害を鎮静化に導いて下さることでしょう。その時にも、これくらい面白い一冊を上梓して欲しいです。ずっと待ってます!!

  • Amazonにお勧めされて衝動買い。バッタ学者(正確にはPD後に無職からの、任期付きで現在つくばにいる研究者)の著者が、アフリカはモーリタニアでバッタ研究をしつつ知名度を上げるためにブログ/ツイッター等SNSや、ニコニコ超会議とかプレジデント誌の連載を駆使して悪戦苦闘、遂には就職を勝ち取る話。色々と人気者になりつつ最終的に就職するまでの苦労も本人の明るさとネタ好きな性格で笑えて読めた。ちょっと関係各位への謝辞が多過ぎて後半だらけたけど。バッタ研究話をもっと掘り下げてもらいたかったが、それは1つ前の著書を読むべきなんだろう。

    少し前に読んだ福岡先生の本の方が重苦しくて、同じ理系研究者本として個人的には好みだった。

  • 今年のベストテンに入る本。

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