結論は出さなくていい (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043247

感想・レビュー・書評

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  • プロデューサーとしての能力と執筆能力は別物だとわかる好例。「結論を出さなくていい」というタイトルに社会的弱者や被抑圧者に寄り添ったつもりなのだろうが、結局の所、筆者のどうでもいいよもやま話オンパレードでしかない。
    ジレンマ(筆者によれば、生きにくさ)を楽しめというのは簡単だが、身動きできない隘路を楽しめる人など一握りだし、そもそもそこから抜け出そうともがくのが凡人の性です。
    要するに本書企画自体に難があり、あとがきでの副編集長草薙麻友子への謝辞により、失敗作の主犯と従犯が明らかにされましたね。

  • 東2法経図・開架 B1/10/918/K

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著者プロフィール

丸山 俊一(マルヤマ シュンイチ)
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズをはじめ「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」「地球タクシー」他、異色の教養番組を企画・制作。
著書『14歳からの資本主義』『14歳からの個人主義』『結論は出さなくていい』他。制作班などとの共著に『欲望の資本主義』『欲望の資本主義2~5』『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』『欲望の民主主義』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ』『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』『マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後』『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s「超大国」の憂鬱』他。東京藝術大学客員教授を兼務。

「2022年 『脱成長と欲望の資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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