王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 865
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075064

作品紹介・あらすじ

猛勇なる騎士集団を誇り、不敗の国王アンドラゴラス3世が君臨するパルス王国。だが宗教国家ルシタニアの侵攻により、強国パルスは、たった一日で滅亡してしまう。初陣の王太子アルスラーンは、死屍累々の戦場から、からくも脱出、「戦士のなかの戦士」ダリューンや策士ナルサスといったわずかな強者たちと故国奪還へ旅立つが…!戦士、魔道師、謎の銀仮面そして妖艶な美女…。際だつ登場人物たちが織りなす超絶ヒロイック・ファンタジー小説、堂々の刊行開始。

感想・レビュー・書評

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  • いつの間にか完結してたんですね
    いや〜三十年かかったのか〜
    すごいな〜

    これを機に一気読みすることにしました
    文庫本は全て持っていたので10巻までは再読になるのかな

    で、

    やっぱり面白いわ〜
    まず固有名詞の響きが良い(そこ?)

    アルスラーンが王家の血を引いてなくても!と従者たちだけでなく読者にも思わせる1,2巻

  • パルス王国のアルスラーン皇太子殿下は敵国に乗っ取られた王国を取り戻すために数人の仲間と戦う。
    今んとこ殿下は足手まとい。
    でっかい主人公になる日は来るのか!?

  • 銀河英雄伝説の作者、田中芳樹さんの本。こちらも人生に大切な考え方など書かれています。すばらしい一冊です。

  • やはりさすが・・・めっちゃワクワクする!入りは銀英伝のがおもろいかもやけど、今後にめっちゃ期待!しかし、今回も名前覚えられん・・・

  • [墨田区図書館]

    なんと懐かしい!
    図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。

    でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。

    このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「カッパ・ノベルス」シリーズで、既刊の10巻を2巻づつまとめたもの。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに第一部の終わる8巻あたりまで読み進んだが、11巻から2巻編成でなくなるらしい。

  • いつの間にか完結していたので、久しぶりに最初から再読。何年ぶりだろ?

    改めて読んでみても、やっぱりこれは面白い。中学生の頃、夢中になって読んだのを思い出す。

    田中芳樹作品の大きな魅力は、キャラクター同士の掛け合いの面白さだ思うんだけど、この時点で既に面白い。

    ともかく、続きを読みたい。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    アニメが放送される前から存在は知っており、読もうと思いつつも読まないでいたらアニメが放送され、今現在まで読むことがなかった。
    今回、初めて読んでいるが漫画、およびアニメ版は思っていたよりも原作に忠実な内容だったということが理解できた。もちろん、漫画化、アニメ化する際に削られた部分があるようでその違いを探しながら、楽しみつつ読むことができた。
    アニメの影響で登場人物のセリフが脳内で声優さんの声で再生されるようになってた。

  • アニメで見ているけれど、続きが気になる展開。

  • 中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語。中世ペルシアに詳しくないのでよくわからないが、剣と魔法、王子と騎士、旅と戦と、まさに正統派ファンタジー。国名や人名が覚えにくくて時間がかかってしまったが、読み終える頃には一通り覚えられた。
    みえみえの伏線はさておき、それぞれがそれぞれの思惑で動くなか、アルスラーンと臣下たちがどうなっていくのか楽しみ。

  • アルスラーン戦記が完結したことで、最初から読み直し中です。
    もともとの1巻と2巻がカッパノベルズから刊行される際にまとめられた為、タイトルでネタバレしてしまっているんですよね。なくても、勘づくところではあるのですが、もしかしてではなく確信になってしまいます。
    色々なところで、色々な人が、色々なことをやっています。だいたい、時系列順に書かれていますので、こっちでこんな事やっている間に、あっちではそんなことをと。登場人物は知らなくても、読者は知っていたり。
    一人称で主人公の視点から物語を楽しむ方には、ややこしく感じるかもしれません。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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