ベートスンの鐘楼 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 45
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075620

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りました。

    しかし苦手分野だったこともあり、しかも続き物で前がある(笑)
    余計に落ち込みました・・・。

    多重人格モノとドラキュラ、表舞台と裏舞台で探偵役が変わるのが微妙でわかりづらかったです。

  • 根津愛が犯罪者を許しているのが理解できないので不愉快。

  • 「網にかかった悪夢」の一部(でもけっこう核心)ネタバレがあるので、これは順番どおりに読むことをお薦め。
    吸血鬼ネタってことで、個人的にはオカルティックな雰囲気が最高に好み。「吸血鬼」に関するオカルト知識は根津愛並みにある私でしたが(!)、事件のトリックは見抜けなかったので名探偵にはなれないなあ。
    墓場の死体消失シーンが圧巻。トリックの根幹もさながら、ホラー的雰囲気がもう最高に盛り上がっちゃって、そりゃあキリンさんも気絶するわ(笑)。しかしそこにもすべて爽快なまでの論理的解決が待ってるわけだ。中でも「ナハーツェラーの咀嚼音」にはやられたね。雰囲気盛り上げるだけの一要素じゃなかったんだ~とひたすらに感心。
    そして「影の探偵」活躍っぷりにもいやあやられた。なるほど、あそこにあんな仕掛けまであったとはっ。でも根津愛もやっぱり真相見抜いてるよねえ。

  • 初愛川晶読本です。
    シリーズの途中からなので少し関係性が分かりません。
    これより前になにか事件があったようです。
    いろんな人の視点から書かれていきます。
    おもしろいけど結構重いです。

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著者プロフィール

愛川晶
一九五七年福島市生まれ。九四年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍。主な作品に『六月六日生まれの天使』『ヘルたん』『再雇用されたら一カ月で地獄に堕とされました』。落語ミステリーでは、『道具屋殺人事件』『芝浜謎噺』など「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズ、『神楽坂謎ばなし』など「神楽坂倶楽部」シリーズ、『高座のホームズ』など「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズがある。『太神楽 寄席とともに歩む日本の芸能の原点』(鏡味仙三郎著)では編者を務めた。

「2023年 『落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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