暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 870
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076443

作品紹介・あらすじ

凄惨!ペシャワール攻防戦!!万騎長・クバードらが必死に応戦するものの、魔将軍・イルテリシュ麾下、圧倒的な魔軍の猛攻に陥落寸前、そのとき…!一方、巡検使・ギーヴが立ち寄った「プラタナスの園」には、王太后・タハミーネと銀の腕環にまつわる奇妙な噂が立っていた。そして国王アルスラーンの在る王都エクバターナにも、蛇王ザッハークの眷属が跳梁する!王都を目指す女騎士・エステル、ミスル国で機を窺うヒルメスと孔雀姫・フィトナ-それぞれの運命の輪が音を立てて廻る!超絶ヒロイック・ファンタジー小説、目眩がするほど激動の書下ろし最新作、第12弾。

感想・レビュー・書評

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  • 物語の終演に向かって進んでいるのをすごい感じまして
    新たに何かがみたいな気がちっともしないんだよなあ
    そして、最終巻にむけてブクログの点数がどんどん下がってくのもきになりますw

  • 12巻は、魔軍とのペシャワールでの本格的な戦いから始まるが、魔軍浸透が見られる各地でのオムニバス的な話がメインだが、相手が人間ではないドラクエモンスター的悪役なので、相手が人間の場合と比べて読む面白さが今のところ半減。

    一番面白いのは、ヒルメスがミスラ王国で、黄金仮面が国王を弑逆しようとしたことに乗じて一気に国政の重鎮としてミスルをほぼ手中に収めてしまうこと。今後の展開にどう影響を与えていくのか。

    最後にエステルが登場。ドン・リカルドとともにチュルクの偵察隊と遭遇戦を制したところまでは良かったが、不慮の事故で膝を壊してしまった。高熱にうなされるもの王都を目指す。

  • まぢかよ・・・エステルあんなことで死んでしまうんかな・・・色々一気に加速しそうや・・・

  • [墨田区図書館]

    なんと懐かしい!
    図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。

    でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。

    このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「カッパ・ノベルス」シリーズで、既刊の10巻を2巻づつまとめたもの。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに第一部の終わる8巻あたりまで読み進んだが、11巻から2巻編成でなくなるらしい。

    なので実際に11巻から手にしたのは山田章博さんによる「光文社文庫」シリーズだったが、本来の天野喜孝さんとは異なるものの、まだ丹野忍さんによる「カッパ・ノベルス」シリーズの方が自分の感じていた世界観に近いので、こちらも読了として載せておこう。

  • ここら辺は、初めて読むはず。
    これまでの国と国、人と人の争いから、一気に人と魔の戦いがメインになった感じ。
    いよいよ、佳境に差し掛かったというところか?

    それにしても、記憶というのは曖昧なもので、僕の記憶の中では、この時点で死んでたキャラクターがまだ生きてた。どうやら、記憶違いをしてたらしい。

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    ミスルでは政変が発生し、パルスでは騒動が一旦は収束し。王都エクバターナへと諸将が集結した。
    アルスラーンが師であるナルサスから教わったことではなく、自ら考えたことを話した場面は特に印象深かった。
    しかし、その直後のナルサスとエラムの会話も印象に残っている。少し不安になる会話だったな。

  • アルスラーン戦記12。ぺシャワールの危機を乗り越えたがきな臭さが増してゆくパルス国内。ミスルでの地位を磐石なものとするヒルメス。大怪我をしたエステル。そして、あまりにも出来すぎており、神に愛され過ぎないか心配なアルスラーン。
    謎の腕輪を持つ3人の女性は一体何者なのか。レイラが味方になるといいのだけどなぁ。早く続きがよみたい。

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  • 図書館で借りた。次が気になる

  • 激動と言えば激動ですが、どれも周辺で起こった出来事なので、ちょっと中休みの気がしないこともない。
    ヒルメスの行動は予定通りですし、ギスカールは…出てきてないよね?

    タハミーネの実子にまつわるエピソードと蛇王の復活が一体になってしまったことが、今後の大きな乱戦の種にでもなるのでしょうか。
    タハミーネに対する気持ちとしては、私もギーヴに一票。
    何をするわけでもない、ただのお飾りな上に足を引っ張る存在でしかない王太后なら、いない方がまし。

    エステルについては、アルスラーンの結婚相手になるのかとも思っていたので、この展開にはびっくり。
    しかし、アルスラーンが本気で彼女を好きなのなら、そんなことはなんの障害にもならないでしょうが。

    それよりもエラムに向けたナルサスの一言が衝撃。
    “たのむ、おれの後をよろしくたのんだぞ”
    一体ナルサスはどんな予感におびえたのだろうか。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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