心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)

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著者 : 石持浅海
  • 光文社 (2007年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076610

心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 2016年5月20日読了。過去に発生したハイジャック事件に関った「座間味くん」に飲み屋で過去の事件を語る大迫警部。座間味くんの思考により事件の思いがけぬ側面が明らかになり・・・。話の内容だけをヒントに表明する「違和感」とその結論には表題作のように猟奇的な色合いを持つものやヒヤリとさせられるものも多く、かつ真相は分かり過ぎないがかといって「ありえねー」というわけでもないフェアなもので、著者の技巧の高さが感じられる。「自殺」とか「事故」で済ませられる実際の事件にも、裏には数々の人間の打算や思惑、愛憎などが絡んでいたのかもしれない・・・が、少ない手がかりで他者が推理する限りは、いくらでも想像を広げる余地があるもの・唯一の真実と言うものは本当にありうるのだろうか?という気もしてくる。

  • お決まりの出だしに癒され毎回の食事が楽しみで最後のオチに頭をひねる... の繰り返しが心地いいんだな。

  • 「月の扉」に出ていた座間味くんの安楽椅子探偵?のような短編集。
    そろぞれの作品の推理に、ほほぅと思ってそれなりに楽しめたが、毎回どこかで食事しながらの推理なので、読後はお腹がすいてしょうがない。

  • 座間味君シリーズの安楽椅子探偵もの。「月の扉」が読みたくなりました。

  • 変わらず面白い短編集!

  • 石持浅海の小説でしばしばモヤッ、いらっとするのは、頭いい頭いいと評されている推理者の推理が大したことないということ。例えばこの本でいえば「地下のビール工場」なんか特に、まず思い浮かぶのは、社長は自ら何かを製造しようとしていたのではないか、ということで、いくら密告が違法貿易だったからといって、現にタンクを使って自ら醸造(?)しているのを目の当たりにして、なお、違法な輸出のことしか思い至らないなんて、警察バカすぎるし、違法な物を製造していた可能性に言及されて「ふわりと視界が揺れた」ほどの「衝撃」を受けてしまう大迫警視は、ワトソン役にしてもオバカ度が過ぎる(そんなのがテロや過激派担当の警視なんですぜ^^;)。さらに、その指摘に納得した後、醸造物(?)をテキトーに廃棄したことにヒヤリとしないなんて、マトモに社会でシゴトしているとは思えんよ。いくらワトソンをサゲて“名探偵”をアゲるのが常套とはいえ、サゲすぎると、“名探偵”の頭脳も大したことないように思わせて逆効果ですよ、石持先生。

  • これを読んで思ったのは、結局、私が好きなのは「探偵」というキャラクターの活躍であるということ。事件部分はさらっとした伝聞調で、謎解きがメイン。とても読みやすかった。前作ではもう少しボリュームを、と思ったが、短編集として考えるならこれで十分。
    ミステリー好きとは言えない事実が判明してしまったわけだが、久しぶりにお気に入りとなったので、まぁいいか。

  • 座間味くんシリーズ第二弾。
    「貧者の軍隊」「心臓と左手」「罠の名前」「水際で防ぐ」「地下のビール工場」「沖縄心中」「再会」の7編。

    シリーズ三本読んで、一、二を再読した。

    座間味くんと大迫警視が偶然再会し飲み友達になって、終わった事件の概要を伝えて座間味くんが真相を推理する、安楽椅子探偵もの。
    ヒントは十分に出ているので、座間味くんと読者にも同じ推理をすることが可能。ぜひチャレンジしてほしい。


    座間味くんの子供がついに幼稚園との記述。そしてたぶん事件の11年後である「再会」の頃は小学生か。
    感慨深い。

  • 座間味くんシリーズの2作目。『玩具店の英雄』と同じく新宿の書店→飯屋で推理という流れ。事件現場以外で推理するのを安楽椅子探偵と呼ぶらしい。
    科学警察研究所の津久井操は3作目からの登場で、今作には登場しない。大迫警視とのサシでの飲みである。3作目に比べて結構無理のある話が多かった。あるいは警察がさすがに注意力がなさすぎる話。
    表題作の『心臓と左手』だけが少し良いといったところ。あまり気分の良い話ではないことに加え、最後座間味くんが大迫警視を呼び止めるセリフにいまいちキレがない。
    先に3作目を読んだからかちょっと物足りない感じがした。

  • 面白かった
    安楽いす探偵 細かい矛盾をキーに
    推理する展開が良かった

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