哲学探偵 (カッパ・ノベルス)

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著者 : 鯨統一郎
  • 光文社 (2008年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076788

哲学探偵 (カッパ・ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  •  哲学っていうか、短歌と競馬……。

     鯨なので期待はしていませんでしたが、していなかった期待にすら達しないという。途中で本を放り投げなかっただけすごいと思う。
     さらっと、旅のお供に、ミステリ読まないひとが読む分にはいいんじゃないかなって思ったけど、ミステリ好きじゃないと哲学やら競馬やら短歌やらといった無駄知識が織り交ざったような話は読まないだろうなとも思ったよ。
     ミステリとしてお粗末すぎるし、哲学も短歌もいろいろ薄いし、むしろ一番詳しく書いてあったの競馬についてだろ、これ。何で買ったんだろう……。いや哲学ってついてたからついつい買っちゃったんだけど。バカミス……? バカミス、ってほど笑えるネタはなかったよ。あ、気功はふざけんなって思った。唯一笑ったのはそこかなぁ。
     抜粋もなしなし。目次の次のページに並べてあったのはウィトゲンシュタイン先生のお言葉でした。

  • 哲学は一点集中。

  • (収録作品)世界は水からできている(タレス)/汝自身を知れ(ソクラテス)/われ思う、ゆえにわれ在り(デカルト)/人間は考える葦である(パスカル)/純粋理性を求めて(カント)/厭世主義の暴走(ショーペンハウアー)/神は死んだ(ニーチェ)/存在と時間の果てに(ハイデッガー)

  • 哲学探偵の短歌の出来がひどすぎる。
    短編らしくライトなタッチすぎてバカミスとしか思えない。というかこういうのを馬鹿ミスと言うのかしらん。笑えるけども。
    犯人と被害者がアホとしか思えん。
    走って行ってライバルをナイフで脅しつけ
    公共のトイレの個室に連れ込み、ナイフで脅しながらビニール袋を頭から被って(逃げろよ被害者)
    ナイフでメッタざしをして(叫べ被害者)ビニール袋を脱いで扉を閉めたらトイレの鍵が締まるように細工して
    小をしている方たちに見つからないように(男子トイレの謎)
    個室を出て走って別のトイレへ行って着替えて変装して
    犯行現場に戻って再び着替えて……アリバイ工作して
    走ってもう一人のアリバイ証言者のもとへ駆け戻る。
    全部を50分弱でできるのか。そうかそうか。
    という感じが全編にわたっている。実行度としてはかなり厳しいと言うかそれまでに露見してないことがコージーなのか。

    哲学探偵の短歌の出来がひどい。
    短歌の挟み具合が唐突でまた笑える。
    何がしたかったのか。

  • 独特な設定で魅せるミステリ作家と聞いて以前から気になっていたのをついに借りた。
    8つのお話の短編連作。解決はいつも競馬場です。
    競馬場で奇妙な事件について語る二人の刑事の下に、競馬と短歌と哲学の好きな男が現れて事件を解決していく、安楽椅子探偵ならぬ競馬場探偵がまったり活躍します。
    事件に絡めた哲学や競馬や短歌のお話が途中に挟まれるので、そちらが好きな人は結構楽しめそう。
    ただ事件の謎自体はそれほど難しいものでないので軽く読む用。

  • 哲学豆知識も身に付く(笑)ミステリ短編集。さくっと軽く読めます。
    お気に入りは「神は死んだ」。これはとにかく謎が魅力的! 解けてみたら意外と簡単だったんですけど。ほんとに解けるのこれ!?って思いましたもん。事件のインパクトも抜群だよなあ。

  • 鯨先生の連作短編でした。
    やっぱりキャラに愛着がもてていいですね!
    最後がわりにさらりとしててもうちょいしつこくてもよかったように私は思いました。

  • ミステリと哲学と競馬の融合...?? 融合??してるのコレ?
    つーくらいに不思議な作品。
    競馬も哲学も初心者には興味を持つようなさわりを
    なぞりつつ事件解決に展開させてるんですが...
    結局この哲学探偵(?)というキャラが一人勝ちw。

    まぁことごとくG1馬券を獲りまくり、THIS IS 泡銭的な
    散在はある意味羨ましい。この男がこうも大穴や
    G1馬券を獲る方のがむしろミステリーですらある。

    とは言え決してツマラない訳でもなく読んでいて
    憤慨するでもないのは「鯨」ブランドが成せる所以。流石。

  • “「なるほどな」
    二人の背後で大声がした。振り向くと、藍色スーツの男が立っていた。
    「また会ったな」”

    読みやすかった。
    短編がいくつも。
    二人の刑事と少し不可解な謎。競馬場で会う不思議な男が謎を解く。というもの。
    特に目立った展開はなく、あっさり始まりあっさり終わる。
    ただ、事件の解決内容が凄いなあと思えた。
    ただ一つ残念だったのが、競馬についてはさっぱり理解できなかった。

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">この人の作品の面白さの一つに、定まったフォームに話を埋め込んでいく(ような)書き方がある。そこで多少生じる無理がどうでもよく思える。この書に沿って言えば、極めて演繹的な方法である。実際、どのように書くかは一読者の知るようなことではないが、帰納的要素を潔いほどに感じさせないのだ。</DIV>

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