天鳴地動(てんめいちどう) アルスラーン戦記14 (カッパノベルス)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334077228

感想・レビュー・書評

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  • いよいよ物語は終盤にむけて『死』が加速していく
    蛇王の眷族たちは勢力を増しアルスラーンたちは徐々に包囲され周辺で暗躍されていたことも明らかになっていく!
    どうなる?どうする?

  • ここ何巻かにくらべたら調子よく読めた。

    しみじみ思うのは、これだけ待たされなければそれなりに楽しんで読めたのかなぁと。
    待っている時間が長いから、最後の翼将とかエステルとか銀の腕輪とか蛇王とか死にざまとかいろいろ想像たくましくしちゃって、その結果がっかりしているような…

    まぁここまできたら完結さえしてもらえれば自分は満足です。いくらでも早く書いてもらっていいんですよ先生!

  • 何が驚いたって、まず表紙裏の作者の言葉にビックリだよ。作者も作者だけど、ひたすら次の刊を待ち続ける読者(自分も含めて)も読者なのかもね……。
    田中先生、人間はいつ何があるか分からないですからね。くれぐれも、未完のまま終わるなんてことがないように、お願いしますよ~。

  • 読書日:2015年5月25日-6月1日

    フィトナの印象が180度変わりました。最低女です。
    後、作者はヒルメスをどうしたいのか解らなくなりました。
    イリーナが病死しなければ今、ヒルメスはどの様な日々を過ごしていたのかと思わずにはいられません。

    そして蛇王崇拝者がとうとうクルガーンのみとなり、
    イルテリシュがチュルク王に戴冠。レイラの今後も気になります。

    今巻の見所はラジェンドラが困惑する姿だと思います。

  • ああ、メインキャラも亡くなり始めてしまいました。
    次巻からはさらなる心構えが必要です。

    (いつになることやら。また忘れた頃にでるのだろうか。いや、コミックやアニメ始まってしまったからなあ。作がいつの間にか荒川弘になってたりしてw)

  • 蛇王ザッハークが復活しそうでなかなか登場しない。
    その中、やっと揃った16翼将が全員での活躍の場もなく、4人もがあっさりと亡くなってしまった。

    荒川弘氏の漫画に触発され、一気読みしたせいか、このまま一気に結末まで行けるかと思っていたのだが、過去のレビューを見る限り、完結までの道のりはかなり通そう。漫画化に触発され、1日も早い完結を期待したい。

  • もう不安しかない。以前担当氏が「ラジェンドラが救いだ」と言ったらしいが、彼の国にも少し不安要素があるし、トゥース、グラーゼ、ジムサと戦力が削がれていく。
    どんどんと新しい伏線が引かれていく気がするが、そろそろ終盤に向かっているとのことで回収できるのかも不安。
    ダリューンの栄進もあるが、あまり素直に喜べないのは作者が作者だからだろう。

  • もう二十年以上読んでるんだなあ。
    ダリューンがエーラーンになった時、エーラーンのカーラーンってフレーズを思い出した。

  • たくさんお亡くなりになりました。
    トゥースにジムサ、グラーゼ。みんないいやつだったのに。でも、終わりに近づいて色々動きがでてきたってことでもあり。前はなんか一人一人のエピソードがけっこう強かったけど、大きな流れに沿ってみんなが動いていくようになりました。
    ヒルメスの負けがとても印象的です。

  • 終わるまであと3巻、歳月にして10年ぐらいは最低見積もっておこうと思う。
    ヒルメスが久しぶりに本領発揮で最高。この哀愁がたまらない。ヒルメスの漂流も最後の展開に入る。このあと全部繋がり、アルスラーンとの邂逅まで進むだろうか。それとも。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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