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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334708108
感想・レビュー・書評
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「マンション探偵滝沢紅子」シリーズの長編第2弾。
メゾン多摩由良の空き室を訪れた不動産屋と客二人が死体を発見しますが、彼らが警備主任に連絡して部屋にもどってみると、忽然と死体は消え失せていました。さらに、マンションの住人の兼坂という男や平岡民雄までもが、死体を見かけるもほんのわずかな時間その場所を離れているあいだに死体が消えてしまうという出来事がつづきます。
直感猛進のタミイ、国文学研究者の春江、天才美少女の美智留といった主要なキャラクターが魅力的で、ユーモア・ミステリ寄りの作風ですが、随所にミステリ史や文学作品などへの言及が見られるのもたのしみのひとつです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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