一九三六年、山口県生まれ。早稲田大学大学院卒業後、新聞記者を経て衆議院議員私設秘書になる。その在職中の六九年、「示談書」で、第三十二回オール讀物新人賞を受賞。同作品は、第五十九回直木賞の候補にも挙げられた。以後、政界の内幕を抉るものや官能小説「野望シリーズ」などで、読者の圧倒的な支持を得るも、九六年惜しまれつつ逝去。 「2014年 『野望代議士 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」