函館駅殺人事件 (光文社文庫 に 1-33)

著者 :
  • 光文社
3.33
  • (2)
  • (1)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334710880

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 函館駅をめぐる2つの事件。
    1つは殺人犯の逃亡で十津川警部がやってきている。
    もう1つは,麻薬の取引で,北海道警察が見張っている。

    麻薬の取次人と逃亡犯が同じ場所に遭遇し,
    麻薬の取次人が殺され,逃亡犯は逃亡した。

    事件の関係は分からないが,逃亡犯に女性が追いかけていた。

    もう一人の女性が現れ,逃亡犯が騙されていると告げる。
    騙されていると知りつつも,なおかつ,現場に向かう逃亡犯。

    西村京太郎の美学なのだろう。

  • 1991.7.10 8刷 460
    轢き逃げ犯人に仕立てられたカメラマン金井は、出所直後、自分を罠にはめた後輩松本を刺殺して故郷函館へ逃亡した。彼を慕う美貌のモデル・マリ子と潜伏。二人を追う十津川警部と亀井刑事は、函館駅に張り込んだ。ところが構内で麻薬取引事件が発覚。謎の殺し屋瀬沼の銃口が……。粉雪の舞う北の駅。殺人逃亡犯の謎を、サスペンスと詩情豊かに描いた名作。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×