- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334713546
感想・レビュー・書評
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名門・花園学園の修学旅行。名物三人組の由利子、旭子、香子も参加していたが、帰りの寝台車に女性の他殺死体が。しかも、犯人を目撃したらしい同級生の川村冬子は、なぜかそれを隠している。その後、冬子の父が死亡し、葬儀に怪しげな男が現われて…。『灰の中の悪魔』でおなじみの女子高生探偵たちが、素敵な悪役と元気いっぱい大活躍する傑作ミステリー。
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'93.2読了。
手放し本。 -
女子校生と殺し屋の恋が切ない。
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人の間違いをきっぱりと正す。
それが身近な人であればあるほど、間違いは正してあげたいものです。
それがどんなに言い難い事でも、それがどんなにその人の信じている事であっても。
ただ・・・何が間違いかを判断するのがまた難しいのですが・・・。
しかし、それを言うことにより、そこから意見の交換が生まれるだけでも、
有意義なことであるとも言えるでしょう。
それが原因で人間関係にひびが入ることもあるかもしれません・・・
しかし、言わずに済ますことで、その人がより大きな傷を負うとしたら・・・
余計なお世話との境目が難しいですね。
そんなわけで、悪魔シリーズの2作目です。
食事と囮が主な役割の主人公というのもめずらしい。
………
「大崎っていったっけ」
と、由利子は、ゆっくりと走り出すベンツへ目をやって、「医者だったわね、確か」
「あれが犯人」
と、旭子がしっかりと肯く。
「どうして分かるの?」
「直感」
「旭子の直感じゃね」
「何よ」
「お腹空いている時と、そうでない時で、犯人が変わりそう」
………
そんなこと書いて、私は余程人の間違いをキッパリスッキリ正しているようですが、
あいにく私もそんな立派な人間でもなく・・・ -
由利子、香子、旭子の第2弾。
修学旅行の帰り、寝台車で。
由利子が監禁された場所はごく普通の家庭、全ては会社のために。 -
とても活動的(普通じゃない)な女子高生3人組(たまに中学生1人が加わる)が、事件を解決するお話です。
最初に読んだのは小学生のときです。
ハマりました。これを読んでから本好きが目覚めた気がします。
黒いペン、スクリーン、など他にも「悪魔シリーズ」はあります。
全部好きです。 -
悪魔シリーズ。
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殺人犯といっしょ?好きになっちゃったりもする?とにかくおもしろいです、
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電車の中で本を読んでいて、初めて乗り過ごすという経験をした時の一冊です。