- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334716417
作品紹介・あらすじ
津吹淳一、20歳。覚悟の上の二浪とはいえ、弟が先に大学生になってしまった。おまけに入試方式に変更があり、志望校(国立)は私大並みの激戦が予想される。無気力状態の淳一は、予備校にも行かず妖しげなビデオにうつつをぬかす日々…。そんな時、同じく浪人の君原理紗と知り合い、いつしか二人は…。に続いて、奇才が綴った青春物語。完結編。
感想・レビュー・書評
-
人間は立ち直れる❗大丈夫‼️
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学受験の時に初めて読んだのを、ひさびさに何度目かの再読。今から見ると、予備校全盛で、いくら何でも甘すぎないかその受験生活とか、いくら途中で浪人やめたからって浪人生羨ましがるロックバンドのボーカルいないだろうとか、やりたいことなくても一つでも上の偏差値の大学目指すとか時代だなと思ったり。基本とがったところもなくいい子な主人公に、癖のある同級生たちとの青春グラフィティ。最後の最後、投げたしそうなところで思いを受け止めるシーンが心に残る。
-
二浪に突入した淳一の物語第三弾。 夏頃に精神力が途切れて受験勉強を続けることができなくなってしまうのですが、大学を諦めなければならないのか?と読みながら心配してました。 彼が私にとってごく普通の感覚の持ち主であることが感情移入できた理由だと思います。 たぶん今、ベストセラーになるような本にはついていけないので。あっ、でも清水さんの本が古臭いってわけでは決してないですから!
-
ウチの職場でロケしてました。4/28から朝日放送でドラマ放映!